Unreal Engine 5(UE5)では、ゲームプレイ中に画面の中央にメッセージを表示することで、プレイヤーに重要な情報を伝えることができます。本記事では、ブループリントを使用して画面中央にメッセージを表示する方法を詳しく解説します。

1. 必要な準備

画面にメッセージを表示するには、以下の方法を使用できます。

  • 「Print String」を使用する(簡易的な方法)
  • 「HUDクラス」を使用する(カスタマイズが可能)
  • 「Widget(ウィジェット)」を使用する(推奨)

ここではウィジェットを使用してメッセージを表示する方法を紹介します。

2. ウィジェットを作成する

画面中央にメッセージを表示するには、まずウィジェットを作成します。

  • 「コンテンツブラウザ」で「新規作成」→「ユーザーインターフェース」→「ウィジェットブループリント」を選択
  • 名前を「MessageWidget」に変更し、ダブルクリックして編集

次に、ウィジェット内にテキストブロックを追加します。

  • 「パレット」から「Text」をドラッグしてキャンバスに配置
  • 「詳細」タブで「アンカー」を中央に設定
  • 「テキスト」の初期値を「メッセージ」としておく
  • 変数名を「MessageText」に変更し、「変数として公開」をチェック

3. メッセージを表示する処理を追加

次に、プレイヤーキャラクターのブループリントで、メッセージを表示する処理を作成します。

  • 「イベントグラフ」に移動
  • 「カスタムイベント」を作成し、名前を「ShowMessage」にする
  • 「ShowMessage」の入力ピンに文字列型の引数「Message」を追加

次に、以下のノードを接続します。

ShowMessage → Create Widget(クラス: MessageWidget) → Add to Viewport
   ↓
Set Text(ターゲット: MessageText、値: Message)

これにより、「ShowMessage」イベントを呼び出すと、画面中央にメッセージが表示されます。

4. メッセージを一定時間後に消す

メッセージを表示した後、一定時間後に自動的に消す処理を追加します。

  • 「ShowMessage」の最後に「Delay」ノードを追加し、時間を「3秒」に設定
  • 「Remove from Parent」ノードを接続し、ウィジェットを削除
Delay(3秒) → Remove from Parent(ターゲット: MessageWidget)

5. メッセージを表示するテスト

最後に、適当なイベント(例: アイテムを拾ったとき)で「ShowMessage」を呼び出して動作を確認します。

ShowMessage("アイテムを拾いました!")

これで、プレイヤーがアイテムを拾ったときに画面中央にメッセージが表示されるようになります。

6. まとめ

今回の手順で、UE5のブループリントを使用して「画面中央にメッセージを表示する」処理を実装しました。

  • ウィジェットを作成し、テキストブロックを配置
  • プレイヤーキャラクターで「ShowMessage」イベントを作成
  • 一定時間後にメッセージを自動で消す処理を追加

この方法を応用すれば、ゲーム内の通知ストーリー演出などに活用できます。ぜひ試してみてください!