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親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球
子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール
親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
| この記事の要点 |
|
PlayerStart とは
Unreal Engine 5 (UE5) の PlayerStart は、ゲーム開始時に プレイヤーキャラクター(Pawn)がスポーンする位置と向き を決めるアクターです。レベルに 1 つも置かないと、UE が原点 (0, 0, 0) を仮の開始位置として使い、地形の下にスポーンするなどの事故が起きます。
テンプレート(Third Person / First Person / Top Down)には最初から PlayerStart が 1 つ配置済みですが、レベルを新規作成したり、開始位置を変更したい場合は自分で配置・編集する必要があります。
1. PlayerStart を配置する
「Place Actors」パネル(Window → Place Actors)を開き、検索ボックスに PlayerStart と入力します。出てきたアイコンをビューポートにドラッグ&ドロップすれば配置完了です。
- メニュー Window → Place Actors でパネルを開く
- 検索欄に
PlayerStartと入力 - レベル上にドラッグして配置
- 選択した状態で
W(移動)/E(回転)/R(スケール)で位置・向きを調整
配置されたアイコンは 青いコーンと「PlayerStart」テキスト として見えます。コーンが向いている方向がスポーン時のキャラクターの向きです。
2. World Settings で GameMode を設定する
PlayerStart は配置しただけでは使われません。「どの GameMode が、どの Pawn を、どの PlayerStart にスポーンさせるか」 をワールド設定でつないで初めて機能します。
- メニュー Window → World Settings を開く
- GameMode Override に使う GameMode を割り当てる(例:
BP_ThirdPersonGameMode) - その GameMode の Default Pawn Class にプレイヤーキャラクターのブループリントを設定
- Player Start(コンパスアイコン付き)がレベルに 1 つ以上あることを確認
- Play ボタンで開始 → PlayerStart の位置にスポーンすれば成功
| 項目 | 設定先 |
|---|---|
| GameMode Override | World Settings |
| Default Pawn Class | GameMode のクラスデフォルト |
| Player Controller Class | GameMode のクラスデフォルト |
| HUD Class | GameMode のクラスデフォルト |
3. 複数の PlayerStart を使い分ける
複数の開始地点を用意し、状況に応じて切り替えたい場合は Player Start Tag(プロパティの中の文字列タグ)を活用します。
- PlayerStart を複数配置(例:
SpawnA/SpawnB/SpawnC) - それぞれを選択し、Details パネルの Player Start → Player Start Tag に名前を入力
- GameMode のブループリント(または C++)で
FindPlayerStartをオーバライドし、IncomingName で振り分け
// MyGameModeBase.cpp の例
AActor* AMyGameModeBase::FindPlayerStart_Implementation(
AController* Player, const FString& IncomingName)
{
// IncomingName に "SpawnB" などが入っていれば、その PlayerStart を探して返す
for (TActorIterator<APlayerStart> It(GetWorld()); It; ++It)
{
APlayerStart* Start = *It;
if (Start && Start->PlayerStartTag == FName(*IncomingName))
{
return Start;
}
}
return Super::FindPlayerStart_Implementation(Player, IncomingName);
}
Blueprint だけで完結させたい場合は、Get All Actors of Class (APlayerStart) → タグでフィルタ → Spawn Default Pawn At Transform という流れで実装します。
4. マルチプレイヤーでの注意
マルチプレイヤーゲームでは、ログインしてきたプレイヤーごとに別の PlayerStart を消費します。最低でも 想定最大人数 + α の数を配置し、互いにコリジョンしない距離に離して置きます。
| シーン | 推奨 |
|---|---|
| シングルプレイ | PlayerStart 1 つで OK |
| 2〜4 人協力プレイ | PlayerStart 4 つ以上 |
| FPS(チーム戦) | 各チームのスポーンエリアに分散して 8〜16 個 |
| バトルロイヤル | マップ全周にランダム配置 + チェック処理 |
5. PlayerStart のプロパティ
| プロパティ | 役割 |
|---|---|
| Transform | 位置 / 回転 / スケール。スポーン時の向きはここで決まる |
| Player Start Tag | 複数 PlayerStart を識別する文字列 |
| Tags | 汎用タグ。GameMode 側から検索キーに使える |
| Mobility | 通常は Static のまま |
| Hidden in Game | ゲーム中に可視オブジェクトとして表示しない(既定 true) |
よくあるトラブル
| 症状 | 原因 / 対処 |
|---|---|
| PlayerStart を置いたのに別の場所にスポーンする | GameMode Override が設定されていない / 別の PlayerStart がある |
| 「No Player Start」警告でログ汚染 | レベルに PlayerStart が 1 つも無い。最低 1 つ配置する |
| スポーン時に床に埋まる / 落下する | Z 軸が低すぎる。PlayerStart の足元を床から少し(10〜50cm)浮かせる |
| キャラの向きが意図と違う | PlayerStart の Rotation Yaw を調整(青いコーンの向き) |
| マルチで全員が同じ PlayerStart に湧く | PlayerStart が 1 つしかない。人数分以上配置 |
| スポーン直後にコリジョンで吹き飛ぶ | 他の物体・キャラと座標が被っている。距離を空ける |
まとめ
- PlayerStart は 「どこから始めるか」を決めるだけのシンプルなアクター
- 機能させるには World Settings → GameMode Override → Default Pawn Class までの 3 段階の設定が必要
- 複数開始地点は Player Start Tag + GameMode の
FindPlayerStartで振り分け - マルチプレイヤーでは人数分以上を 離して配置し、コリジョンで弾かれない高さに置く
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