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インストール直後にNetbeansが反応しない

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この記事の要点
  • NetBeans をインストール直後に反応しないときの対処
  • 最頻出原因: 対応していない JDK バージョンを使っている
  • 対処1: NetBeans の対応 JDK 一覧を確認 → 該当バージョンの JDK へ切替
  • 対処2: netbeans.confnetbeans_jdkhome=... で JDK パスを明示

 

Netbeansをインストールした直後、新規プロジェクトの作成等のボタンを押しても反応しないことがあります。多くの場合、Netbeansが対応していないJDKを使ってしまっていることが原因です。

原因の見極め

  • JDKバージョンが対応外 — 最頻出。Netbeansは内部でJavaを使うので、対応JDKでないとUIが操作できない状態になる
  • 32bit / 64bit のミスマッチ — OS と JDK のbit数が異なる
  • Netbeans 設定ファイルのJDKパスが古い
  • プラグイン由来のハング — インストール直後のキャッシュ整備中

対処法

1. 対応JDKバージョンを使う

Netbeansの各バージョンが対応するJDKは次の通りです(記事執筆時点)。新規導入する場合は公式の最新リリースノートで確認してください。

Netbeans対応JDK
8.2JDK 7 / 8
9.0 / 10 / 11JDK 8 〜 JDK 11
12.x (LTS)JDK 11 / 17
17.x 以降JDK 17 / 21

2018年当時、Netbeans 8.2 はJDK 1.8までしか対応していなかったため、JDK 9以上を使うとUIが反応しない問題が起きていました。最新の JDK ではなく、Netbeans が許容するバージョン内のJDKにしましょう。

2. 起動時のJDKを明示指定する

システムに複数のJDKがある場合、Netbeansが想定外のJDKを掴むことがあります。netbeans.conf でJDKパスを明示します。

# $NETBEANS_HOME/etc/netbeans.conf
netbeans_jdkhome="C:\Program Files\Java\jdk-11"

あるいはコマンドラインから直接指定して起動します。

$ netbeans --jdkhome /path/to/jdk-11

3. ユーザー設定ディレクトリをリセット

キャッシュ破損が原因のときは、設定ディレクトリを削除すると改善します(プロジェクト自体は別ディレクトリにあるので消えません)。

# Windows
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\NetBeans\バージョン
C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\NetBeans\Cache\バージョン

# Linux/Mac
~/.netbeans/バージョン/
~/.cache/netbeans/バージョン/

これらを退避(リネーム)してから Netbeans を起動すると、初期状態で立ち上がります。

4. ログを確認

# ユーザー設定ディレクトリ配下
.../var/log/messages.log

ここを見ると、起動時にどのプラグインで止まっているかが分かります。

注意点

  • Netbeans 12 以降は Apache 移管後のバージョンで、対応JDKが大きく変わっている。古い記事の対応JDK情報を鵜呑みにしない
  • Windowsの場合、netbeans64.exenetbeans.exe でアーキテクチャが違う場合がある。OSのbit数に合わせる
  • Java EEプラグインが入っていない状態でJava EEプロジェクトを開くとフリーズ気味になることがある
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