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【C++】UE5でマップに配置したTargetPointを取得する方法

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Unreal Engine 5(UE5)でマップ上に配置したTargetPointを取得する方法を解説します。TargetPointは、特定の位置をマークするためのアクターで、AIの移動目標地点やスポーンポイントとして使用されます。

TargetPointとは?

TargetPointは、UE5のデフォルトアクターの一つで、レベル内に設置して、位置情報を取得するために利用されます。主な用途は以下の通りです。

- AIの移動目標地点として利用 - プレイヤーやオブジェクトのスポーンポイント - 位置データのマーカーとして使用

このTargetPointを取得することで、ゲーム内のさまざまなシステムを効率的に制御できます。

TargetPointを取得する方法

UE5では、C++やブループリントを使用してマップ内のTargetPointを取得できます。ここでは、C++を使った方法を紹介します。

ステップ1:必要なヘッダーファイルをインクルード

まず、TargetPointを取得するために必要なヘッダーファイルをインクルードします。

#include "Engine/TargetPoint.h"

ステップ2:レベル内の全TargetPointを取得

UWorldを利用して、現在のレベル内に配置されたすべてのTargetPointを取得できます。

以下の関数を使用して取得します。

template void GetAllActorsOfClass(UWorld* World, TArray& OutActors) { UGameplayStatics::GetAllActorsOfClass(World, T::StaticClass(), OutActors); }

この関数を使用して、TargetPointを取得するコードは以下のようになります。

TArray TargetPoints; UGameplayStatics::GetAllActorsOfClass(GetWorld(), ATargetPoint::StaticClass(), TargetPoints);

これでレベル内のすべてのTargetPointを取得できます。

ステップ3:特定のTargetPointを取得

複数のTargetPointがある場合、特定のポイントを取得するにはタグや名前でフィルタリングします。

for (AActor* Target : TargetPoints) { if (Target->ActorHasTag("SpawnPoint")) { // 特定のTargetPointを取得 ATargetPoint* SelectedTarget = Cast(Target); break; } }

これにより、指定したタグが付いたTargetPointのみを取得できます。

ブループリントでの取得方法

ブループリントでも同様にGet All Actors of Classノードを使用して、レベル内のすべてのTargetPointを取得できます。

1. ブループリントを開く。 2. 「Get All Actors of Class」ノードを追加。 3. 「Class」欄に「TargetPoint」を指定。 4. 取得したアクター配列から特定のTargetPointを取得。

まとめ

UE5でマップに配置したTargetPointを取得する方法を紹介しました。

- TargetPointは、AIの目的地やスポーンポイントとして利用。 - UGameplayStatics::GetAllActorsOfClass を使用して取得。 - タグや名前でフィルタリング可能。 - ブループリントでも取得可能。

これを活用して、効率的なゲーム設計を行いましょう!

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