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UE5のHighResShotとTake High Res Screenshotの違い

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例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール

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Unreal Engine 5(UE5)には、高解像度のスクリーンショットを撮影する機能が複数あります。その中でも、コンソールコマンドのHighResShotと、BlueprintノードのTake High Res Screenshotはよく利用されます。どちらも高品質なスクリーンショットを撮ることができますが、それぞれの使い方や特長が異なります。本記事では、それらの違いを詳しく解説します。

HighResShotコマンドとは?

HighResShotは、コンソールウィンドウから実行できるスクリーンショット撮影用のコマンドです。このコマンドを使用すると、現在の画面を高解像度でキャプチャし、指定フォルダに自動保存できます。

HighResShotの特長

  • コンソールコマンドを使用して簡単に実行可能。
  • 解像度倍率を指定できる(例:HighResShot 2で2倍の解像度)。
  • HUD(UI)の表示・非表示をオプションで設定可能。
  • PNG形式がデフォルトで、オプションによりEXR形式も可能。
  • スクリーンショットは自動で保存される(通常はSaved/Screenshotsフォルダ)。

HighResShotの使い方

UE5エディタのコンソールウィンドウを開き、以下のコマンドを入力することで実行できます。

  • HighResShot 2 → 現在の画面を2倍の解像度でキャプチャ
  • HighResShot 4 → 4倍の解像度でキャプチャ(高品質)
  • HighResShot 3 EXR → 3倍の解像度でEXR形式の画像を保存

Take High Res Screenshotノードとは?

Take High Res Screenshotは、Blueprint内で使用できるノードで、高解像度のスクリーンショットをゲーム内イベントに組み込むことができます。このノードを使用すると、プレイヤーが特定のアクションをした際に、自動的にスクリーンショットを撮影することが可能です。

Take High Res Screenshotの特長

  • Blueprintで使用できるため、スクリプトの流れに組み込める。
  • 解像度のスケールを細かく設定可能。
  • HUDの表示・非表示を設定可能。
  • スクリーンショットの保存先やファイル名を指定できる。
  • 特定のエリアのみをキャプチャすることも可能(Capture Regionを指定)。

Take High Res Screenshotの使い方

Blueprintのイベントグラフ内でTake High Res Screenshotノードを追加し、以下のように設定します。

  • スケール値を設定(例:2倍解像度の場合は「2」)。
  • HUDの表示・非表示を選択。
  • イベント(ボタン押下やキー入力)に接続してスクリーンショットを撮影。

HighResShotとTake High Res Screenshotの違い

項目 HighResShot コマンド Take High Res Screenshot ノード
実行方法 コンソールコマンド Blueprintノード
適用範囲 エディタ全体・プレイ時 ゲーム内スクリプト
解像度設定 倍率指定(例:HighResShot 2) 詳細なスケール設定可能
キャプチャ範囲 画面全体 一部のみキャプチャ可能(Capture Region)
HUDの制御 オプションで制御可能 ノードのパラメータで制御可能
保存先 Saved/Screenshots フォルダ 任意の保存先を指定可能

どちらを使うべきか?

用途によって、どちらの機能を使用するか選ぶのが重要です。

  • 手軽に高解像度のスクリーンショットを撮影したいなら、HighResShot コマンドが最適。
  • ゲームプレイ中に特定のイベントで自動的にスクリーンショットを撮りたいなら、Take High Res Screenshot ノードを使うのが便利。
  • 特定のエリアだけをキャプチャしたい場合は、Take High Res Screenshot ノードのCapture Region機能を活用。

これらの機能を適切に活用し、高品質なスクリーンショットを撮影しましょう。

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