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HOI4 ドクトリンおすすめと選び方|1.17 以降の習熟制・陸海空の Grand Doctrine 比較

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ドクトリン徹底比較と選び方
1.17 で刷新された習熟制ドクトリン(Grand Doctrine とサブドクトリン)を 1.19.3 時点で整理

この記事の要点

  • 1.17(No Compromise, No Surrender と同時の更新)で旧来の一本道ツリーは廃止。Grand Doctrine(全体方針)+トラックごとのサブドクトリンの 2 層になった
  • 陸の Mobile Warfare / Superior Firepower / Grand Battleplan / Mass Assault は名前を残して Grand Doctrine になった
  • サブドクトリンは実戦で貯まる習熟(Mastery)で 5 段階に強くなる。どの Grand Doctrine でも全サブドクトリンを選べる
  • ドクトリンは変更できるが、陸の Grand Doctrine を替えると陸の習熟がすべてリセットされる
  • 空(3 種)・海(3 種)も同じ仕組み。1.19 で特殊部隊ドクトリンも習熟制に移った
Panzer IV
ドイツは Mobile Warfare で開始
T-34
ソ連は Mass Assault で開始
Sherman
アメリカは Superior Firepower で開始

11.17 で何が変わったか

1.17 のパッチノートには「陸・海・空の既存のドクトリンツリーを新しいドクトリン制度に置き換えた」とあります。開発日誌の説明では、狙いは部隊を実際に戦場で使うことでドクトリンを育てることと、師団設計や戦い方の試行錯誤を促すことです。ネット上の古い攻略にある「左右どちらのルートを取るか」「一度選んだら変更不可」という説明は、現行には当てはまりません。

項目1.16 以前1.17 以降(現行)
構造1 本のツリーを順に研究し、途中で分岐を選ぶGrand Doctrine を 1 つ選び、トラックごとにサブドクトリンを 1 つずつ選ぶ
強くなり方経験値(XP)を払って次の段を取るXP で採用し、その後は習熟が貯まるごとに報酬が段階的に解禁
組み合わせツリー内の分岐の範囲だけGrand Doctrine とサブドクトリンを自由に組み合わせられる
変更ツリーの付け替えいつでも可能。ただし進捗を失う(後述)

陸の 4 系統の名前は Grand Doctrine として残っています。中身は「採用時のボーナス+戦術 1 つ」と「各トラックを習熟しきると付く追加ボーナス(マイルストーン)」に作り直されており、旧ツリーの段ごとの効果はそのまま残っていません。

2新しい仕組みの用語

用語意味
Grand Doctrine軍全体の方針。陸・空・海それぞれ 1 つだけ有効。採用時にボーナスと戦術(陸の場合)が付く
トラックサブドクトリンを入れる枠。陸は Infantry(歩兵)/ Artillery & Combat Support(砲兵・戦闘支援)/ Armor(機甲)/ Operations(作戦)の 4 本
サブドクトリントラックごとに 1 つ選ぶ強化策。採用時の効果に加え、習熟で 5 段階の報酬が順に付く
習熟(Mastery)トラックごとに貯まる実戦経験。報酬 1 段階につき既定で 100 必要
マイルストーントラックを習熟しきると Grand Doctrine 側で解禁される追加ボーナス。Grand Doctrine ごとに中身が違う

採用には陸なら陸軍経験値(Army XP)を使い、費用は 1 件 100 または 50 です(精神・顧問・国家方針などで増減)。公式 Wiki によると、Grand Doctrine は選べるサブドクトリンに影響しません。たとえば Mass Assault で機甲トラックに戦車向けのサブドクトリンを入れることもできます。

3習熟の貯め方

習熟は「その兵科の部隊を戦闘に出す」ことが主な入手手段です。戦闘に投入した兵員数で決まり、一定量を超えると伸びが鈍る(逓減する)設計で、開発日誌は「小国が完全に置いていかれないようにするため」と説明しています。大国・大軍のほうがやや速く貯まる、とも書かれています。

入手手段内容
戦闘主な入手源。公式 Wiki では投入兵員 100,000 人を超えると逓減
訓練訓練中の部隊からも少量(公式 Wiki では 10% の率)
駐在武官派遣先の国が得た習熟の一部(公式 Wiki では 10%)
陣営の共有NCNS の陣営機能で Faction Initiative を払うと陸・海・空のカテゴリ単位で共有を解禁。同じサブドクトリンなら上位国の段階まで引き上げられる
Theater Commander陣営の戦域で味方が戦うと、戦域司令官の国も習熟を得る
国家方針・決定一部の国家方針・決定に習熟の加算や倍率がある

1.17.4 で1 トラックあたりの月間上限は 40(以前は 50)になり、トラックごとの倍率も変わりました。

トラック習熟を生む部隊(公式 Wiki)倍率
Infantry歩兵・自動車化・機械化歩兵1.0 倍
Artillery & Combat Supportライン砲兵・支援砲兵・支援中隊8 倍(1.17.4 で 10 倍から変更)
Armor装甲車・戦車とその派生10 倍(1.17.4 で 4 倍から変更)
Operations歩兵系・砲兵・戦車系0.7 倍

サブドクトリンを選んでいないトラックや、習熟しきったトラックでも、一部を貯金できます(公式 Wiki では以後の獲得の 25%、上限 200)。開戦前から部隊を訓練に回しておくと、サブドクトリン採用直後に段階を進められます。

注意
国によっては習熟にペナルティがあります。ソ連は陸の習熟 −15% で開始し、Lessons of War で解消(粛清で悪化)。フランスは「Victors of the Great War」で −15%。日本は Surprise Invasion の修正でわずかに下がります。

4陸の Grand Doctrine 4 種の比較

Grand Doctrine採用時のボーナス戦術性格
Mobile Warfare
機動戦
師団速度 +10%
計画速度 +20%
Unexpected Thrust速さと攻勢の回転
Superior Firepower
火力優勢
ライン砲兵 軟攻 +10%
支援中隊 軟攻 +5%
Overwhelming Fire砲兵と支援中隊の火力
Grand Battleplan
大戦闘計画
最大計画 +10%
日次の指揮力 +0.25
Well-Planned Attack計画ボーナスと指揮力
Mass Assault
大量突撃
非戦闘時の補給切れペナルティ −10%
補給猶予 +48 時間
Relentless Assault補給と人的の粘り

採用時ボーナスだけを見ると、どれも決定的な差ではありません。差が大きく出るのはマイルストーンです。4 系統とも、どこか 1 本のトラックを習熟しきると「1 列(旅団)あたりの大隊数上限 +1(Brigade Size)」が付きますが、それがどのトラックかが違います。

Grand DoctrineBrigade Size +1 が付くトラックほかの主なマイルストーン
Mobile WarfareArmor(戦術 Blitz も)移動時の組織率損失 −15%、計画速度 +10% と +20%、連隊支援中隊 突破 +10%
Superior FirepowerArtillery & Combat Support(戦術 Suppressive Barrage も)補給消費 −10%、陸軍の回復率 +0.10 と +0.20、計画減衰 −10%
Grand BattleplanInfantry(戦術 Elastic Defense も)連携 +10% が 2 回、最大指揮力 +30、連隊支援中隊 防御 +10%
Mass AssaultInfantry(戦術 Mass Charge も)最低訓練度 −5% が 2 回、増援率 +2%、戦死傷による戦争協力

つまり「軍の主力になる兵科のトラックで Brigade Size が付く系統」を選ぶと、師団設計の自由度が早く上がります。各系統の全マイルストーンと相性の良いサブドクトリンは個別記事で解説しています。

5陸の Grand Doctrine の選び方(目安)

公式の説明と効果から言える範囲で、軍の組み方ごとの目安をまとめます。最強の 1 つがあるわけではなく、自軍の主力兵科と戦い方に合わせるのが基本です。

軍の組み方目安理由
砲兵を積んだ歩兵師団が主力Superior Firepower採用時ボーナスがライン砲兵と支援中隊にかかり、砲兵トラックの習熟で Brigade Size +1
戦線を固め、準備してから攻めるGrand Battleplan最大計画と指揮力が増え、マイルストーンで連携と塹壕が伸びる
戦車・自動車化で突破と包囲Mobile Warfare師団速度・計画速度が上がり、機甲トラックの習熟で Brigade Size +1 と戦術 Blitz
兵数が多く、補給線が細いMass Assault補給猶予 +48 時間で補給切れに強く、歩兵トラックの習熟で Brigade Size +1
ヒント: 公式 Wiki には「開始時のドクトリンを使い続けたほうが、長い目で見て陸軍経験値の消費が少ない」とあります。迷ったら開始時の Grand Doctrine を維持し、サブドクトリンで方向を調整するのが安全です。

6主要国の開始時ドクトリン

公式 Wiki の開始時ドクトリン一覧(1936 年開始)から主要国を抜き出しました。

国陸空海
ドイツMobile WarfareBattlefield SupportTrade Interdiction
ソ連Mass Assaultなし(1939 年開始は Battlefield Support)Fleet In Being
アメリカSuperior FirepowerStrategic DestructionBase Strike
イギリスGrand BattleplanStrategic DestructionFleet In Being
フランスGrand BattleplanOperational IntegrityFleet In Being
イタリアGrand BattleplanOperational IntegrityFleet In Being
日本Grand BattleplanOperational IntegrityBase Strike
中華民国Mass AssaultStrategic DestructionFleet In Being

7陸のサブドクトリン一覧

各トラックの候補です。括弧内は必要な DLC や条件(公式 Wiki の表記)。DLC が無いと選べないものがあります。

トラックサブドクトリン
InfantryMobile Infantry / Defensive Postures / Large Unit Tactics / Assault Infantry / Great War Infantry / Mounted Infantry(NCNS)/ Individual Excellence(NCNS)/ Irregulars(NCNS)/ People's Militia(NCNS・共産主義のみ)
Artillery & Combat SupportFire Concentration / Anti-Tank Frontline / Mobile Recon & Assault / Field Engineering / Flying Batteries(NCNS)/ Self-propelled Support(NCNS)/ Air Cavalry(GtD・ヘリの特殊計画)/ Siege Artillery(GtD・超重榴弾砲の特殊計画)
ArmorArmored Spearhead / Armored Infantry Support / Streamlined Deployment / Mobile Defense / Armored Cavalry(NCNS)/ Tank Destroyer Force(NCNS)
OperationsMission-Type Tactics / Desperate Defense(防衛戦争中など)/ Infiltration Tactics / Grand Assault / Deep Battle / Rapid Domination / Guerilla War(NCNS)/ Expeditionary Warfare(NCNS)/ Dispersed Operations(TaoG)

1.17.3 のパッチノートで開発者は、プレイヤーの陸サブドクトリンの選択は Fire Concentration を除いてほとんど偏りがないと述べています。人気が集中しているのは砲兵トラックの Fire Concentration だけ、ということです。

8空・海・特殊部隊のドクトリン

分野Grand Doctrineトラック
空Strategic Destruction / Operational Integrity / Battlefield SupportFighter / Strike / Medium / Heavy の 4 本(機種ごと)
海Fleet In Being / Trade Interdiction / Base StrikeSubmarines / Screens / Capital Ships / Carriers の 4 本(艦種ごと)
特殊部隊Expanded Special Forces / Elite Special Forces2 本。同じ候補から選ぶ(同じ兵科の 2 択は両方取れない)

特殊部隊ドクトリンは 1.19 で旧来の「XP で買う」方式から習熟制に移りました。Arms Against Tyranny(AAT)を持っていれば山岳兵・海兵・空挺、No Compromise, No Surrender を持っていれば Rangers の 2 択ずつが使えます。2 本目のトラックは国家方針か決定で解禁されます。サブドクトリンの費用は 60 で、山岳兵と Rangers は陸軍、海兵は海軍、空挺は空軍の経験値を使います。

9切り替えの注意点

注意
ドクトリンはいつでも変更できますが、代償があります。
・陸の Grand Doctrine を替えると陸のすべてのトラックの習熟がリセットされる(公式 Wiki)
・習熟しきったサブドクトリンを入れ替えると、そのトラックのマイルストーンを失う(開発日誌)
・開発日誌は、終盤の Grand Doctrine 変更は既存の進捗を消すため高くつくと説明しています

サブドクトリンの入れ替えは、そのトラックだけの損失で済みます。戦況が変わったときは、まず Grand Doctrine はそのままにして、サブドクトリンの入れ替えで対応するのが損の少ない順番です。

101.19 系での追加と調整

  • Dispersed Operations(Thunder at our Gates): Operations トラックの新サブドクトリン。敵の制空から敵軍が得るボーナスを −10%、増援率 +5%。習熟で補給猶予 24 時間、全対空の対空攻撃 +20% などが付く。制空を取れない側の防御向け
  • 特殊部隊ドクトリンの習熟制化(1.19.0)
  • 連隊支援中隊(1.19.0 の無料機能): いくつかのサブドクトリンやマイルストーンに連隊支援中隊向けの効果が入った(例: Mobile Warfare の Operations マイルストーン、Grand Battleplan の砲兵マイルストーン)
  • 1.19.3 の数値調整: Mission-Type Tactics の日次指揮力 +0.02 → +0.2、Infiltration Tactics の計画 +5% → +10%、Desperate Defense は降伏進捗 10% 以上かつ戦争協力 50% 以上でも採用可能に、など多数

サブドクトリンの数値はパッチごとに細かく変わります。この記事の数値は 1.19.3 のパッチノートと、1.19 対応の公式 Wiki に基づいています。

11よくある質問

Q. 昔の「左ルート・右ルート」はどこに行った?
A. 1.17 で廃止されました。旧ツリー内の分岐に当たる役割は、トラックごとのサブドクトリン選択が担っています。

Q. ドクトリンは変更できる?
A. できます。ただし陸の Grand Doctrine を替えると陸の習熟がリセットされ、習熟済みサブドクトリンを替えるとマイルストーンを失います。

Q. サブドクトリンは Grand Doctrine に縛られる?
A. 縛られません。どの Grand Doctrine でも全サブドクトリン(DLC と条件を満たすもの)を選べます。

Q. 習熟を早く貯めるには?
A. 該当兵科を実際に戦闘に出すのが基本です。開戦前は訓練・駐在武官・陣営共有で少しずつ貯め、月間上限(1 トラック 40)を意識して複数トラックを並行して育てます。

出典: Patch Notes 1.17.0 / Developer Diary「Doctrines」 / Development Diary「New Features」 / Patch 1.17.3 / Patch 1.17.4 / Patch 1.17.5 / Dev Diary「Army HQs & Special Forces」 / Patch Notes 1.19.0 / Patch 1.19.3 / Hearts of Iron 4 Wiki「Land doctrine」 / Hearts of Iron 4 Wiki「Air doctrine」 / Hearts of Iron 4 Wiki「Naval doctrine」 / Hearts of Iron 4 Wiki「Special forces doctrine」

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