この記事の要点
- コロンビアには固有の国家方針ツリーがなく、汎用ツリーを使う。南米の固有ツリーを追加した Trial of Allegiance の対象国でもない
- 開始時は民主主義(ロペス・プマレホの自由党、支持率 99%)。民需工場 7・軍需工場 1・研究枠 2・歩兵師団 6 個
- 国家精神 Monroe Doctrine を持ち、太平洋とカリブ海の両方に海岸がある
- 決定 Revive Bolívar's Legacy で形成国 Gran Colombia を作れる
1コロンビアってどんな国?
公式 Wiki によると、1936 年のコロンビアの開始状況は次のとおりです。
| 項目 | 1936 年 1 月の開始時 |
|---|---|
| 指導者 | アルフォンソ・ロペス・プマレホ(Alfonso López Pumarejo) |
| 政体 | 民主主義(Democratic、Liberal)。与党 Partido Liberal Colombiano 99%、共産党 1%、ファシズムと保守系の党 0% |
| 国家精神 | Monroe Doctrine |
| 工場 | 民需工場 7、軍需工場 1、造船所 0(建設枠 11) |
| 研究枠 | 2(国家方針であと 3 つ増やせる) |
| 陸軍 | 歩兵師団 6 個(使用人的資源 25,800) |
| 海軍・空軍 | 駆逐艦 2、戦闘機 30 |
| 陣営 | なし |
1939 年シナリオでは、民主主義の指導者がエドゥアルド・サントスに替わり、与党の支持率は 100% のままです。
国家精神 Monroe Doctrine は、公式 Wiki の説明では「米国は西半球を植民地大国の干渉から守ると約束してきたので、自国の領土への侵入があれば米国が助けに来る可能性が高い。ただし、自国の政治が米国と合わなくなれば守られなくなるかもしれない」という内容です。民主主義のまま進めるか、イデオロギーを変えるかで、米国との関係の前提が変わります。
公式 Wiki の歴史の項は、コロンビアが 1819 年にスペインから独立し、1903 年まではパナマがコロンビアの一州だったこと、1932 年 9 月から 1933 年 5 月にかけて、アマゾン川沿いの町レティシアをめぐってペルーと短い戦争をしたことを紹介しています。
2汎用ツリーで何ができるか
公式 Wiki は「固有の国家方針ツリーを持たない国はすべて汎用ツリーを使う」と説明しています(効果は公式 Wiki の汎用ツリーのページ、1.19 時点)。
工業の枝
| 方針 | 前提 | 主な効果 |
|---|---|---|
| Industrial Effort | なし | 工業(Industry)の研究ボーナス 100% |
| Construction Effort / II | Industrial Effort から順に | 各、ランダムな自国の州に建設枠 +1 と民需工場 +1 |
| Armament Effort / II / III | Industrial Effort から順に | 各、ランダムな自国の州に建設枠 +1 と軍需工場 +1 |
| Infrastructure Effort / II | Construction Effort II から | インフラの追加 |
| Construction Effort III | Infrastructure Effort | 建設枠 +2 と民需工場 +2 |
| Extra Research Slot / II | Infrastructure Effort II から | 研究枠 +1 ずつ(II は工場 50 超が条件) |
陸軍・空軍・海軍の枝
- Army Effort(陸軍経験値 +25、陸のドクトリンの費用 50% 減)→ Equipment Effort I〜III、Motorization Effort → Mechanization Effort → Armor Effort、Doctrine Effort I・II、Special Forces(空挺・海兵・山岳兵の研究ボーナス)
- Aviation Effort(空軍経験値 +25、航空基地 +2)→ Fighter Focus か Bomber Focus の二択
- Naval Effort(沿岸の州が必要。建設枠 +3、造船所 +3、海軍経験値 +25)→ Flexible Navy か Large Navy の二択 → 潜水艦・駆逐艦、巡洋艦・主力艦の研究ボーナス
コロンビアは造船所 0 で始まるので、両方の海で船を動かしたいなら Naval Effort の造船所 +3 が出発点になります。
政治の枝
Political Effort(政治力 +120)の先は、Liberty Ethos(与党が民主主義・非同盟)と Collectivist Ethos(与党がファシズム・共産主義・非同盟)の二択で、互いに排他です。民主主義で始まるコロンビアは、そのままなら Liberty Ethos の側に進みます。
- Neutrality Focus(中立外交の国家精神)→ Deterrence(要塞・対空砲などの建設速度が上がる)
- Interventionism Focus(義勇軍を送れるようになる)→ Volunteer Corps → Foreign Expeditions
- どちらからでも Why We Fight(世界緊張度 75% 以上で防衛戦争中。安定度 +10%、戦争協力度 +10%)→ Technology Sharing(陣営に入って戦争中、自国か同盟国が工場 50 超。開始時の研究枠が 3 未満の国は研究枠 +1)
研究枠の「あと 3 つ」は、Extra Research Slot・Extra Research Slot II・Technology Sharing の 3 つです。周辺国に自分から攻め込みたい場合、民主主義のままでは戦争目的の正当化が難しくなりがちです。その場合はイデオロギーを変えてから Collectivist Ethos の側に進む形になります(仕組みはイデオロギーと内戦を参照)。
3現実的な目標
① 工業を先に伸ばす
公式 Wiki の攻略欄は、コロンビアの生産力は開始時に低く、石油(La Libertad 州に 20)以外の資源はすべて交易で手に入れる必要があるとしています。そのうえで、国家方針は Industrial Effort → Construction Effort と進めて Extra Research Slot にできるだけ早く届かせること、工業の研究と組み合わせることを勧めています。生産力が低いので、1939 年ではなく 1936 年から始めるのが理にかなう、とも書いています。
② 政治をどうするか
公式 Wiki の攻略欄の要点は次のとおりです。
- 与党の支持率が 99% なので、イデオロギーを変えるにはかなり時間がかかる。史実どおりなら民主主義で中立
- 世界緊張度を気にせず隣国に宣戦したいなら、ファシズムか共産主義への転向が理にかなう。隣国の顔ぶれから、枢軸に入るならファシズムのほうが有利
- ファシズムに転向するときは内戦に注意。内戦になると La Libertad 州が離反し、カリブ海側の海軍基地と石油をすべて失う
- ファシズムでは国名が Nueva Gran Colombia、共産主義では Colombian Socialist Republic になる
- 米国はコロンビアと周辺国の独立を保障しているが、攻略欄によれば行動するのは欧州の大国が中南米に侵攻したときで、南北アメリカの中での拡大には介入しない(英仏蘭の植民地は保障されていない)
③ 南と東の隣国へ広がる
攻略欄は、戦争の相手として弱い南の隣国(エクアドルとペルー)を挙げ、その後にベネズエラを目標にしています。英・蘭・仏の植民地であるギアナ地方はアルミニウムが豊富で、本国が欧州で戦っている間は守りが薄く、上陸作戦で取りやすいとしています。パナマ運河には米国の強力な歩兵師団が 3 個駐留しており、運河を攻めると米国との戦争になる点にも注意が要ります。
地形(山岳)と天候(ジャングル・暑さ・嵐)のために消耗が大きく戦車は効果が薄いので、砲兵を付けた歩兵を数多くそろえるのがよい、というのも攻略欄の説明です。周辺国の状況はペルー攻略も参照してください。
④ Gran Colombia を形成する
| 項目 | 内容(公式 Wiki) |
|---|---|
| 決定 | Revive Bolívar's Legacy |
| 形成できる国 | パナマ、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、ペルー、Netherlands Antilles、ガイアナ |
| 条件 | 指定の 3 州(Pastaza・Loreto・Panamá)と、エクアドル・コロンビア・ベネズエラの全州を支配していること |
| 効果 | 国名が Gran Colombia になり、指定の州などに中核を得る |
つまり Gran Colombia には、エクアドル・ベネズエラ・パナマを取り、ペルーからも Loreto を取る必要があります。公式 Wiki の攻略欄の Gran Colombia の項は、早めに共産主義に転向してパナマとエクアドルを先に取り、大戦が始まってからファシズムのベネズエラ、最後に最も手強いペルーと戦う流れを紹介しています(ペルーは山岳と渡河が多いので山岳師団を用意する、としています)。Gran Colombia に DLC が必要かどうかは、公式 Wiki の表示が取得のたびに一致しなかったため、この記事では書いていません。ゲーム内の決定画面で確認してください。
4研究の優先順位(目安)
公式に決まった順番はないため、開始状況と上の目標からの一般的な目安です。
- 工業(建設・生産) — 公式 Wiki の攻略欄も工業の研究と Industrial Effort → Construction Effort の組み合わせを勧めている
- 歩兵装備と砲兵 — 歩兵 6 個師団を更新する。Equipment Effort の研究ボーナスがある
- 山岳兵(特殊部隊) — 公式 Wiki はペルー戦に山岳師団を勧めている。Special Forces の研究ボーナスがある
- 海軍・上陸 — 両方の海を使うなら。上陸作戦は上陸戦のコツを参照
5ドクトリンは何を選ぶ?
1.17 以降のドクトリンは、Grand Doctrine(全体方針)を 1 つ選び、トラックごとにサブドクトリンを入れて、実戦で貯まる習熟(Mastery)で強くする制度です。仕組みはドクトリン徹底比較と選び方を参照してください。コロンビアの開始時の Grand Doctrine は公式の資料で確認できなかったため、ゲーム内で確認してください。
汎用ツリーの Army Effort・Doctrine Effort・Doctrine Effort II は、どれも陸軍経験値 +25 と陸のドクトリンの費用 50% 減が付きます。砲兵を混ぜた歩兵が主力ならライン砲兵の軟攻 +10% が付く Superior Firepower、準備してから攻めるなら最大計画 +10% の Grand Battleplan が目安です。どの Grand Doctrine でも、サブドクトリンは自由に選べます。
6師団は何を作る?
戦闘幅は公式 Wiki の値(歩兵・山岳兵 2、砲兵 3)で計算しています。下は一般的なテンプレートの例です。
① 歩兵 + 砲兵(主力)
| 主力大隊 | 歩兵 7 大隊 + 砲兵 2 大隊(戦闘幅 7×2 + 2×3 = 20) |
| サポート中隊 | 工兵 / 偵察 など |
| 使い道 | エクアドル・ペルー戦の主力。工場が増えたら攻め歩兵テンプレ 12-4(戦闘幅 36)へ |
② 海兵(研究後、上陸用)
| 主力大隊 | 海兵 7 大隊 + 砲兵 2 大隊(戦闘幅 7×2 + 2×3 = 20) |
| 注意 | 海兵は特殊部隊の上限に数えられる。上陸の先鋒だけに使う |
7詰まったら
- 戦争目的を正当化できない — 民主主義のままでは制約が大きい。イデオロギーを変えるか、陣営に入って防衛戦争に参加する
- 米国に宣戦される — 公式 Wiki の攻略欄は、連合国やコミンテルンに入ると米国が保障を取り消すことがあり、その後にペルーへ宣戦すると米国が敵として参戦し得る、と注意している。パナマ運河にも手を出さない
- 内戦で La Libertad を失う — ファシズムへの転向は内戦に注意。石油とカリブ海側の海軍基地がこの州にある
- 海軍がない — Naval Effort(造船所 +3)を取ってから小型艦を作る
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