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HOI4 Army HQ(軍司令部)の使い方|将軍の展開・作戦割り当て・捕虜の救出

Army HQ(軍司令部)の使い方
将軍をマップに展開して作戦にボーナスを与える Thunder at our Gates の機能(1.19.3 時点)

この記事の要点

  • Army HQ は DLC Thunder at our Gates の機能。軍の将軍を専用の HQ 部隊としてマップに展開する
  • HQ を作戦(Order)に割り当てると、同じ作戦の師団に HQ のボーナスが付き、計画ボーナスも伸びる
  • 展開中は指揮力を確保し、装備も使う。HQ は訓練できず、展開でのみ作られる
  • 将軍は捕虜になることがある。陸上襲撃か諜報作戦で取り戻す
前線の後方で指揮する司令部
司令部をどの戦線に置くかが、将軍の使い方の判断になる

1軍司令部(Army HQ)とは

Army HQ(軍司令部)は、2026-06-11 発売の DLC Thunder at our Gates で入った機能です。これまで将軍は軍に割り当てるだけでしたが、Army HQ では将軍を専用の HQ 部隊としてマップ上に置き、指揮の効果を作戦単位で配る形になりました。

Dev Diary によると、最初の試作は「将軍の周りの円の中にいる師団だけに効果がある」という仕組みでした。しかし、円に収めるために部隊を細かく動かす操作が必要になる、将軍が包囲されやすい、といった問題があり、最終的には同じ作戦(Order)に属する師団に効果が伝わる形になっています。公式が挙げている狙いは次の 3 つです。

  • 将軍を資源として扱い、どの戦線・戦域を優先するかを選ばせる
  • 直面する状況に合わせて、軍を細かく作り込めるようにする
  • 指揮能力と計画の使い方に、判断を 1 段増やす

Army HQ は DLC の機能です。DLC を持っていない場合の細かな扱いはパッチノートに書かれていません。将軍の能力と特性そのものは将軍・元帥と将軍特性で解説しています。

2展開のしかた

  1. 軍を作り、将軍を割り当てる: 展開できるのは軍の将軍です
  2. HQ テンプレを選んで展開する: 展開すると、展開が終わるまで指揮力(Command Power)の一部が確保されます。HQ を完全に展開するには、テンプレに示された装備も必要です
  3. 作戦に割り当てる: 展開した HQ を、同じ軍の師団が参加している作戦に割り当てます

HQ 部隊は通常の師団のように訓練できず、この展開でのみ作られます。1.19.1 からは、軍に将軍を割り当てるときに将軍を Shift+クリックすると、そのまま HQ の展開が始まります。移動中の将軍の展開を予約することもできます。

場面公式で確認できる挙動
展開にかかる時間HQ の師団が大きいほど長い(1.19.3 で、規模に応じて正しく変わらない不具合を修正)
展開中に将軍を替える可能。新しい将軍は HQ の撤収を待ってから着任する(1.19.1)
展開中にテンプレを変える確保する指揮力と展開用のテンプレが同期される(1.19.2)。展開途中の装備と人的の扱いも 1.19.3 で修正
HQ を展開したまま軍を解散できない(1.19.2。抜け道を防ぐため)
撤収撤収が妨げられている場合は、地図上の HQ の時計アイコンのツールチップに表示される(1.19.3)

3作戦(Order)への割り当て

HQ の効果を師団に届けるには、HQ をその師団と同じ作戦に割り当てます。割り当てた HQ からは作戦へ線が引かれ、将軍が作戦から離れるほど線が細くなります。線が細いほどボーナスは弱くなります。将軍を選択すると、同じ作戦に属する師団にも薄い線が表示されるので、どの師団に効果が届くかを確認できます。

1 つの軍に複数の前線の作戦があるときは、どの作戦に HQ を付けるかを選ぶことになります。Dev Diary は、これを「どの戦線を優先するか」という判断として設計したと説明しています。攻勢の主力がいる作戦に HQ を付け、守るだけの作戦には付けない、という使い分けが基本になります。

📌 補足
HQ の効果が届くのは「同じ軍の、同じ作戦の師団」です。同じ戦線にいても、別の作戦に入っている師団には HQ 部隊のボーナスは付きません。

4展開する・しないで何が変わるか

将軍を展開せず、作戦にも割り当てないという選択もできます。その場合も効果の一部は残りますが、全部ではありません。Dev Diary に書かれている違いをまとめると次のとおりです。

状態計画ボーナス指揮能力HQ 部隊のボーナス
展開しない最大値の 80% が上限軍全体で使うには展開が必要なし
展開する最大値の 80% が上限軍全体で使えるようになるなし
展開して作戦に割り当てる80% の上限を超えて伸びる軍全体で使える同じ作戦の師団に付く

表の「展開する」の行は、Dev Diary の「展開すると軍全体で能力を使えるようになる」「展開して作戦に割り当てると計画ボーナスが上がる(そうでなければ最大値の 80% が上限)」という記述から整理したものです。

5計画ボーナスの 80% 上限

Thunder at our Gates を持っている場合、計画ボーナスを最大まで貯めるには、HQ を展開して攻勢の作戦に割り当てる必要があります。展開していない、または作戦に割り当てていないと、計画ボーナスは最大値の 80% で止まります。

⚠️ 注意
この 80% の上限は、Dev Diary が Army HQ の機能の説明として書いているものです。Thunder at our Gates を持っていないプレイヤーにも同じ上限が掛かるかどうかは、公式の資料には書かれていません。

計画ボーナスの貯まり方とリセット条件は計画ボーナスの仕組みで解説しています。1.19.3 では、サブドクトリン Infiltration Tactics の採用ボーナスが計画ボーナス +5% から +10% に上がりました。

6前線との距離の設定

HQ には、前線からの距離を決める設定があります。有効にすると、HQ は前線から指定したプロヴィンス数だけ後ろに留まろうとし、前進や後退に合わせて自動で付いていきます。細かく動かしたいときは、自由に動かす設定にもできます。

Dev Diary の時点では、HQ を前線に近づけるほど、指揮能力と将軍の補正の効果が段階的に上がり、計画ボーナスの伸びも増えると説明されています。その一方で、前線に近いほど戦闘に巻き込まれやすく、将軍を捕虜に取られる危険も増えます。

💡 ヒント
自動で距離を保つ設定を使えば、将軍を常に見張る必要はありません。公式も、将軍に張り付いて操作しなくて済むようにこの設定を入れたと説明しています。包囲されそうな戦線では距離を広めに取るのが安全です。

7司令部のテンプレと支援中隊

Army HQ には専用の師団設計画面があり、HQ 用のテンプレを作れます。1.19.2 からは、通常の設計画面のクリック操作(連隊の一括充填など)も HQ テンプレで使えます。

  • 師団数には数えない: HQ は軍の師団数に数えません。ただし、抜け道を防ぐため義勇軍の上限には数えます
  • 大きさのトレードオフ: HQ の師団が大きいほど、展開に必要な指揮力と時間が増えます。その代わり、戦闘に巻き込まれたときに強く、軍に与えるボーナスも増えます
  • HQ 支援中隊: 1.19.0 で 11 種が追加されました。HQ を戦い方に合わせて作り分けるための中隊です
  • 新しい指揮能力: HQ 支援中隊で解禁される指揮能力が 5 種あります
  • HQ の大隊: パッチノートには自動車化の HQ 大隊と、軽・中・重の機甲 HQ が出てきます。1.19.3 で機甲 HQ の補給消費が半分になり、自動車化の HQ 大隊にも補給消費が付きました。La Résistance を有効にしている場合は装甲車の HQ も使えます

1.19.3 のパッチノートでは、次のユニットに必須装備の枠が設定されました: Headquarters Staff、Engineer Staff、Reconnaissance Staff、Military Police Staff、Maintenance Planning Staff、Hospital Group Staff、Logistics & Service Staff、Signal & Intelligence Staff、Naval Liaison Staff、Forward Air Controller、Special Operations Coordination。名前と数(11)から HQ 支援中隊と見られますが、パッチノートはこれを HQ 支援中隊の一覧とは明記していません。各中隊の効果と、どの中隊でどの指揮能力が解禁されるかも、公式の資料には書かれていません。

8指揮能力と指揮力のコスト

指揮能力(指揮力を使って一時的に師団を強化する能力)は、1.19 でコストの計算が変わりました。これは DLC の有無に関係しない変更です。

  • 日次コストが規模に比例: 1.19.0 から、指揮能力の日次コストは、効果を受ける大隊の数に比例します。1.19.1 で「師団数ではなく大隊数」で計算するよう修正されました
  • 計画スキルでコストが下がる不具合: 1.19.0 では将軍の計画スキルで能力のコストが下がり、場合によってはほぼ無料になっていました。意図しない挙動として 1.19.1 で修正されています
  • 表示の改善: 1.19.2 から、複数の指揮能力が掛かっている師団にはすべての能力が表示され、後から戦闘に加わった師団などで能力の効果が下がっている場合はその減少も表示されます

1.19.3 では、サブドクトリン Mission Type Tactics の採用ボーナスの日次指揮力が +0.02 から +0.2 に、Infiltration Tactics の報酬 3 の日次指揮力が +0.01 から +0.1 に上がりました。HQ の展開も指揮力を確保するので、指揮力を増やす手段の価値は上がっています。

9将軍の捕虜と救出

展開した将軍は捕虜になることがあります。公式はこれを重く罰する仕組みにはしていないと説明していますが、捕虜になっている間はその将軍の効果を失います。

  • 捕虜にした国: 1.19.3 から、戦闘への参加度を記録し、最も多く参加した国が HQ を捕獲する扱いになりました
  • 捕虜の行き先: 捕虜になった将軍は、捕らえた国の勝利点(VP)か補給ハブのあるプロヴィンスに移されます
  • 取り戻す方法: 陸上襲撃(land raid)か諜報作戦で救出します。移された場所が自国の国境の近くなら、その場所を占領し直すだけで解放できることもあります
  • 襲撃の起点: 公式は、捕虜の近くに自国の補給ハブがあると救出の襲撃がうまくいきやすいと説明しています。1.19.3 からは、占領中のプロヴィンスも救出の襲撃の起点に使えます
  • 敵の HQ の情報: 1.19.3 から、地図上に敵の HQ が展開していると表示するには、情報(インテル)が必要です

諜報作戦の基本は諜報員と諜報任務 (LaR)、補給ハブは補給システム(NSB 以降)を参照してください。包囲されて将軍を失わないためには、包囲殲滅戦のコツで扱っている「包囲される側の動き」も意識しておくと役立ちます。

10使い方の基本方針

公式の説明から言える運用の考え方をまとめます。

判断考え方
どの作戦に付けるか計画ボーナスを満額まで貯めたい攻勢の作戦に付ける。HQ を付けない作戦は計画ボーナスが 80% で止まる
HQ の大きさ大きいほど効果は増えるが、指揮力と展開時間がかかる。指揮力に余裕がない序盤は小さめにする
前線との距離近いほど効果は上がるが、捕虜の危険も増える。自動追従を使い、包囲の危険がある戦線では遠めにする
指揮能力日次コストは影響する大隊数に比例するので、大軍全体に掛けると高くつく。必要な作戦に絞って使う
派遣軍HQ は義勇軍の上限に数えられる。義勇軍として送る場合は枠を 1 つ使うことを考えておく

オーストラリアの将軍特性 Expeditionary Leader(将軍は 6 師団まで有効に指揮できる)のように、少数の師団で戦う前提の特性もあります。派遣軍の組み方は派遣軍と軍事アクセス、オーストラリアの国家方針はオーストラリア攻略を参照してください。

11よくある質問

Q. 元帥(軍集団の司令官)も HQ として展開できますか?
A. Dev Diary は、軍の将軍を展開する機能として説明しています。1.19.1 では、展開中の将軍が元帥としても展開できてしまう不具合が修正されました。

Q. HQ は戦闘で破壊されますか?
A. HQ は戦闘に巻き込まれることがあり、大きな HQ ほど戦闘で強いと公式は説明しています。1.19.0.1 では、HQ が戦闘で破壊されたときのクラッシュが修正されています。

Q. Thunder at our Gates を持っていないと計画ボーナスは 80% までですか?
A. 公式の資料では確認できません。80% の上限は Army HQ の説明の中で書かれたもので、非所有時の扱いは明記されていません。

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