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HOI4 モロトフ|ソ連外相、独ソ不可侵条約

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ヴャチェスラフ・モロトフ
ヴャチェスラフ・モロトフ
Vyacheslav Molotov · ソ連外相(1939-1949, 1953-1956)
1890-03-09 〜 1986-11-08
HOI4 ではソ連の政治顧問・外相

 

この記事の要点
  • 1939-08-23 独ソ不可侵条約調印(モロトフ=リッベントロップ条約)
  • 1941-06 対独宣戦放送「我らの勝利は必然」
  • スターリンの右腕として1939-1949 / 1953-1956 外相を 2 度
  • 「モロトフ・カクテル」(火炎瓶)の語源、フィンランド側の皮肉から

 

経歴

1890 年ヴャトカ県(現キーロフ州)生まれ、本名スクリャービン(作曲家スクリャービンの遠縁)。1906 ボリシェヴィキ入党、ペテルブルクで革命運動、革命後は中央委員会書記としてレーニン・スターリン側近。1930-1941 人民委員会議長(事実上の首相)。1939-05 外相就任、独ソ不可侵条約調印で世界を驚かせる。1941-06-22 バルバロッサ開戦直後にラジオで対独宣戦放送、「我らの大義は正しく、敵は粉砕される」。テヘラン・ヤルタ会談で外交を担い、戦後は冷戦外交の主役。1949 一時失脚するも 1953 スターリン死後復職、1956 フルシチョフのスターリン批判(反スターリン化)に反対し失脚。1986 死去(96 歳)。

WW2 での役割

  • 1939-08-23 独ソ不可侵条約調印(リッベントロップとモスクワで)
  • 1939-11 冬戦争(フィンランド)の外交責任者
  • 1941-06 対独宣戦放送
  • 1942-05 英米訪問(武器援助交渉)
  • 1943-10 モスクワ外相会議
  • 1943-11 テヘラン会談随伴
  • 1945-02 ヤルタ会談随伴
  • 1945-04 サンフランシスコ会議(国連設立)

HOI4 での扱い

ソ連の政治顧問・外相として登場します:

  • 政治顧問「Стальной Молотов」: 政治力獲得 +ボーナス
  • 研究時間ボーナス(外交関連)
  • 戦争目的正当化時間 −
  • 「モロトフ=リッベントロップ条約」フォーカスのトリガー
📌 補足
モロトフ・カクテル」(火炎瓶)の名前は、冬戦争でモロトフがフィンランド爆撃を「パンの空中投下」と説明したことを、フィンランド側が皮肉ったもの。「ソ連が酒を寄越したからカクテルを返す」というわけ。

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HOI4 での戦術活用 Tips

HOI4 ソ連プレイでモロトフは 政治顧問「Стальной Молотов(鋼鉄のモロトフ)」として雇用可能。政治力獲得 +ボーナス(標準で 15%)で、フォーカス・国家方針の進行が加速する優秀な顧問。

逸話・名言

モロトフ・パン」と「モロトフ・カクテル」の語源エピソード: 冬戦争中の 1939-12、ソ連がフィンランド都市部に集束爆弾(クラスター爆弾の原型)を投下した際、モロトフが「あれは爆弾ではなく飢えるフィンランド国民へのパンの空中投下だ」と発言。フィンランド側は皮肉で「パンには酒も必要だろう、火炎瓶(モロトフ・カクテル)をお返ししよう」と返したのが「モロトフ・カクテル」の起源。

同時代の他人物との比較

モロトフ vs リッベントロップ: 1939-08 独ソ不可侵条約の調印者として独外相リッベントロップとモスクワで会見。両者の関係は条約調印後も維持され、1940-11 にはモロトフがベルリンを訪問してさらなる協力を協議(最終的に決裂、バルバロッサに至る)。
モロトフ vs スターリン: スターリンの忠実な腹心。1949 一時失脚(妻のユダヤ系ポリーナが収容所行き)するも、1953 スターリン死後復職。1956 フルシチョフのスターリン批判に反対して再失脚、長寿で 1986 死去(96 歳)。

HOI4 におけるこの人物関連の重要イベント

この人物に関する HOI4 のイベント・フォーカスは複数あり、史実進行・非ヒストリカル進行で大きく変わります。各イベントの取得 / 回避は、その国の戦略全体に影響するため、フォーカスツリーを開いた際は必ず取得条件を確認しましょう。特に独・ソ連・日・米のような主要国では、その人物の在任 / 退任タイミングがフォーカスツリーの分岐点になります。

覚えておきたい関連用語

  • 国家指導者: 国の最高権力者(首相・大統領・総統・天皇など)
  • 政治顧問: 政治力消費で雇用、内政ボーナス提供
  • 将軍 / 元帥: 陸軍指揮、特性 (Trait) でボーナス
  • 提督: 海軍艦隊指揮
  • 空軍司令: 飛行隊指揮、戦闘機 / CAS 効率
  • 研究員顧問: 研究速度ボーナス
  • 諜報機関長: 諜報員上限と効率ボーナス

よくある質問

Q. この人物は永続在任ですか?
A. 多くの場合フォーカス取得・イベントで交代します。ヒストリカル進行を選ぶと史実通りの在任期間になります。

Q. 暗殺できますか?
A. LaR DLC の諜報員「暗殺」任務で試行可能ですが、成功率は 30-60% で失敗時は諜報員を失います。

Q. 非ヒストリカル進行ではどうなりますか?
A. 国家方針の選択次第で異なる人物が指導者になります。ファシスト独裁・共産主義革命・君主制復活などのルートで別人物が登場します。

他に読むべき記事

この人物の影響を受ける国・派閥

HOI4 では政治指導者・将軍が国家・派閥に影響します。具体的には:

  • 同盟国への影響: この人物の在任が変わると同盟内の戦略決定が変動
  • 戦争目的の容易さ: ファシスト・共産主義系指導者は宣戦布告コスト −
  • 派閥誘致: 関係改善で派閥に他国を引き込みやすくなる
  • 傀儡国家管理: 占領後の傀儡国家にこの人物のスタイルが反映
  • レンドリース外交: 米英の場合は同盟国への装備支援が活発化

歴史的背景の補足

この人物が WW2 期に果たした役割は、政治・軍事・外交の交差点にあります。当時の世界情勢(大恐慌・全体主義の台頭・ヴェルサイユ体制の崩壊・植民地解放運動)の中で、彼の決断は国家のみならず大陸全体の運命を左右しました。HOI4 のフォーカスツリーは史実の選択肢を再現しつつ、「もし違う決断をしていたら」の代替路線も提供しています。

マルチプレイでの活用シナリオ

マルチプレイでこの人物が指導者である国を遊ぶ場合、以下の戦略が有効:

  1. 序盤の外交方針確定: 1936-1937 のうちに同盟関係を整理
  2. 顧問の早期雇用: 政治力 150 で陸軍・海軍・空軍の参謀総長を揃える
  3. 研究方向性の決定: 国の特性に合った技術ツリー優先
  4. 軍備拡張のタイミング: 1938-1939 の動員加速フォーカス
  5. 戦時動員への移行: 開戦と同時に総力戦経済へシフト

研究と装備の関連

この人物が指導する国では、以下の研究・装備にボーナスがつくことが多い:

  • 歩兵装備(小銃 I/II/III)の研究速度
  • 陸戦ドクトリンの選択肢拡張
  • 戦車・航空機の固有装備
  • 海軍ドクトリン(海洋国家の場合)
  • 諜報技術(LaR DLC)
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