ページの作成
親となるページを選択してください。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球
子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール
親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
テンプレート
テンプレートがありません。
シートと図面化
モデルから作ったビューを「シート」に載せ、タイトルブロックと図面番号を整えて、印刷・PDF・DWG として発行する。モデル → ビュー → シートという、図面ができるまでの流れを整理します。
この記事の要点
- シート(Sheet)は、実際に発行する図面 1 枚に相当する。ビューを配置して図面を仕上げる場である
- シートにはタイトルブロック(図枠:図面名・図面番号・縮尺・日付などの欄)が入る
- ビューをシートにドラッグして配置すると図面ができる。1 つのビューは原則 1 つのシートにのみ配置される
- 図面番号はシートのパラメータで管理し、図面リスト(シート一覧)も集計表として自動生成できる
- 仕上げた図面は印刷・PDF 書き出し・DWG 書き出しで外部に渡せる
本記事は Revit カテゴリの一部として、モデルから図面を作り出す「図面化」の仕組みを整理します。前章で扱った ビューとビューテンプレート で整えたビューを、ここでは「シート」に載せて発行可能な図面に仕上げます。
1シートとは
シート(Sheet)は、実際に印刷・提出する「図面 1 枚」に相当する要素です。平面・断面・3D・集計表などのビューをシートの上に配置していくことで、発行できる図面が完成します。Revit ではモデル → ビュー → シートという流れで図面化されるため、モデルを直せばシート上の図面にも自動的に反映されます。紙やデータとして外部に渡す最終成果物は、このシート単位で扱うのが基本です。
2タイトルブロック(図枠)
シートにはタイトルブロック(Title Block)を割り当てます。これは図面の外枠と、図面名・図面番号・縮尺・日付・承認欄などを記載する欄を持つ枠です。タイトルブロック自体はロード可能ファミリ(.rfa)として作られ、用紙サイズ(A1・A3 など)ごとに用意します。図面名や図面番号といった欄は、後述のシートのパラメータと連動して自動的に表示されます。
図面名・図面番号・発行日など、シートのパラメータと連動する欄
A1・A3 などサイズごとにタイトルブロックを準備しておく
3ビューの配置とビューポート
シートにビューを配置するには、プロジェクトブラウザからシート上へビューをドラッグします。配置されたビューは「ビューポート」として扱われ、シート上での位置や、ビュー名・縮尺の表示を調整できます。1 枚のシートには、平面図と凡例、断面図と詳細図など、複数のビューを組み合わせて載せるのが一般的です。
- 1 つのビューは、原則として 1 枚のシートにしか配置できない。同じ図を 2 枚のシートに載せたい場合は、ビューを複製してから配置する。
- 凡例ビューは例外的に複数のシートへ配置できる(凡例は各図面に繰り返し載せることが多いため)。
このルールがあるおかげで、「どのビューがどのシートに載っているか」の対応が明確になり、管理がしやすくなっています。シート上のビューポートで実務で触れることが多いのは次の点です。
| 調整項目 | 内容 |
|---|---|
| 配置位置 | シート上でドラッグして配置する。整列ツールで他のビューと位置を揃えられる。 |
| ビュータイトル | 図の下に付く「平面図 1/100」などの見出し。表示・非表示や下線の長さを調整できる。 |
| 縮尺の整合 | 縮尺はビュー側の設定が使われる。シート上で縮尺だけを変えることはできず、変えたいときはビューの設定を直す。 |
このように、シートは「レイアウトを決める場」であり、図そのものの中身(何が描かれているか)はビュー側で決まる、という役割分担になっています。中身を直したいときはビューを、配置を直したいときはシートを編集する、と切り分けると混乱しません。
4図面番号と図面リスト
各シートは、図面番号・図面名・発行日などをパラメータとして持ちます。図面番号を整理して付与すれば、タイトルブロックに自動表示されるだけでなく、図面の一覧表(シートリスト/図面リスト)を集計表として自動生成できます。図面を追加・削除しても、リストは最新の状態に保たれます。図面の管理・採番のルールは、プロジェクト初期に決めておくのが定石です。
図面番号は、ただの飾りではなく図面間の参照にも使われます。たとえば平面図に断面記号を置くと、その記号が「どのシートのどの断面図か」を示す番号と連動します。モデルとビュー、シートが一貫したデータでつながっているため、こうした参照も手作業ではなく自動で整合します。図面の差し替えや採番変更があっても、参照が崩れにくいのが BIM の強みです。
5印刷・書き出し
仕上げた図面は、さまざまな形式で外部へ渡せます。それぞれ用途が異なるため、渡し先に合わせて使い分けます。
| 出力 | 用途 |
|---|---|
| 印刷 | 紙への出力。複数シートをまとめて印刷できる。 |
| PDF 書き出し | 電子納品・共有の標準。シート単位/複数まとめて出力できる。 |
| DWG 書き出し | 2D CAD(AutoCAD など)へ渡す。レイヤ対応の設定が重要で、CAD ベースの取引先との連携で使う。 |
| DWF など | レビュー用の軽量フォーマット。 |
シートや図面番号もまた、パラメータを持った 1 つの要素(オブジェクト)です。そのため「全シートを連番で採番し直す」「特定の発行リビジョンのシートだけを PDF にまとめて書き出す」といった処理は、Revit の機能やアドインで一括して扱えます。データとして整理されているからこそ、まとめての処理がしやすいわけです。
DWG 書き出しでは、Revit のカテゴリを CAD のレイヤにどう割り当てるか(書き出しマッピング)が品質を左右します。受け取り先の CAD 運用に合わせてレイヤ設定を整えておかないと、相手側で図面が扱いづらくなります。出力フォーマットだけでなく、こうしたマッピングのルールまで含めて取り決めておくのが実務上の勘どころです。
6図面化の流れの整理
ここまでの内容を、図面ができるまでの流れとして整理しておきます。どの段階も同じモデルに基づいているのがポイントです。
壁・床・ドアなどの要素を配置する。データの実体となる部分。
平面・断面・3D などで、ビュー範囲や表示設定を調整する(→ ビューとビューテンプレート)。
タイトルブロックを持つシートにビューを配置し、図面番号を付けて印刷・PDF・DWG で渡す。
この流れのどの段階も同じモデルに基づいているため、上流(モデル)を直せば下流(図面)まで一貫して反映されます。図面はモデルの「断面・投影・集計」であるという BIM の考え方が、シートという段階で最終成果物として結実します。
シートも「データ」としてつながっている
シートは単なるレイアウト用紙ではなく、図面番号・発行日などのパラメータを持った1 つのオブジェクトです。だからこそ図面リストを自動生成でき、図面間の参照も自動で整合します。紙の図面では「採番がずれて参照が崩れる」事故が起きがちですが、モデル・ビュー・シートが一貫したデータでつながっていることで、差し替えや採番変更にも追従できます。
表形式で情報を集約するもう一つの成果物が集計表です。図面リストもこの集計表の一種で、詳しくは スケジュール表(集計表) で扱います。
→次に読む
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