ページの作成
親となるページを選択してください。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球
子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール
親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
| この記事の要点 |
|
通り芯(グリッド)とは
通り芯は建物の柱・壁の位置を決めるための基準線です。Revit では「Grid(グリッド)」と呼ばれ、平面図上で X 方向(数字)と Y 方向(アルファベット) の格子として配置するのが基本です。柱・壁・基礎などの要素は通り芯にスナップして配置することで、後からスパン変更があっても追従させやすくなります。
1. 通り芯コマンドの起動
リボンの 「建築」タブ を開き、「通芯」(英語版では Grid)をクリックします。

ショートカットは GR(Grid の頭文字)です。キー入力でも起動できます。
2. 図面上でクリックして作成
図面エリアで 始点 → 終点 の 2 点をクリックすると 1 本の通り芯が引かれます。端部に丸い番号バルーンが表示され、自動で連番が振られます。

Esc を 2 回押すかリボンの「修正」ボタンで通常モードに戻ります。
3. 番号・名称の編集
初期状態では 1, 2, 3, ... または A, B, C, ... が自動で振られますが、ダブルクリックで任意の名前に変更できます。
| 操作 | 手順 |
|---|---|
| 番号変更 | 通り芯端部のバルーンをダブルクリック → 任意の文字(例: X1, Y3, A1)を入力 |
| 連番のリセット | 1 本目の番号を「1」や「A」にすると、以降は自動で +1 されたものが振られる |
| 頭/尾の表示切替 | 通り芯を選択 → プロパティパレットで「シンボル端 1(既定)」「シンボル端 2(既定)」のチェックを切替 |
| バルーンの位置 | 端部の丸を直接ドラッグして移動 |
4. 直線以外の通り芯
「通芯」コマンド起動中に、リボン下の「描画」パネルで線種を切り替えられます。
| 線種 | 用途 |
|---|---|
| 線 | 標準の直線通り芯 |
| 始点 - 終点 - 半径の円弧 | 曲面プランの通り芯 |
| 中心点 - 端点の円弧 | 円形プラン用 |
| マルチセグメント | 折れ線状の通り芯(曲がる軸) |
5. 通り芯と他ビューの関係
Revit の通り芯は データモデル上に保持される ため、平面図で作成すると断面・立面・3D ビューにも自動で反映されます。ただし「どこまで延ばすか」「バルーンを表示するか」はビューごとに調整できます。
| 操作 | 結果 |
|---|---|
| 通り芯端部の丸をドラッグ | 長さを変更(そのビューのみ) |
| 端部のロックアイコンをクリック | 長さを他通り芯と連動させる / 解除 |
| 右クリック「ビュー固有要素として非表示」 | そのビューでだけ通り芯を隠す |
| 「3D 範囲」/「2D 範囲」切替 | 立面・断面に通り芯線を出すかをコントロール |
6. 削除・コピー・整列
| 操作 | 方法 |
|---|---|
| 削除 | 通り芯を選択 → Delete キー |
| 等間隔コピー | 「修正」タブ → 「複写」(CO)→ 多重コピーオプションをチェック |
| 寸法による整列 | 「注釈」タブ → 寸法 → 寸法線を選択して EQ ボタンで均等割付 |
| 移動 | 通り芯本体をドラッグ、または「修正」 → 「移動」 |
運用のコツ
- 柱・壁を配置する 前 に通り芯を引き、要素は必ず通り芯にスナップさせる
- X / Y の命名規則を最初に決めておく(例: X1〜X8、YA〜YE)
- 後から通り芯を移動すると、スナップしている柱・壁も追従するため、通り芯ベースで設計変更を吸収できる
- 3D ビューで通り芯が邪魔ならビュー固有で非表示にする
レベル(階高)との関係
通り芯は平面方向の基準線、レベル(Level)は鉛直方向の基準線です。Revit では立面ビューで「建築」 → 「レベル」を実行して階高を設定し、平面ビューで通り芯を引く、というのが BIM の基本セットアップです。レベルと通り芯が揃って初めて、柱・壁・スラブ・梁などの構造要素を正しい 3 次元位置に配置できるようになります。
| 基準線 | 方向 | 配置するビュー |
|---|---|---|
| レベル(Level) | 鉛直方向(階高) | 立面ビュー / 断面ビュー |
| 通り芯(Grid) | 水平方向(X / Y) | 平面ビュー |
通り芯のスタイル変更
通り芯の線種・線色・バルーン形状はタイプごとに設定できます。「タイプを編集」ボタン(プロパティパレット上部)から開き、以下の項目を調整します。
| 項目 | 用途 |
|---|---|
| シンボル | 端部の丸(バルーン)の図形を選択 |
| 中央セグメント | 連続線 / なし / カスタム |
| 端セグメント幅 | 端部の表示の太さ |
| 端セグメント色 / パターン | 色(既定はオレンジ)と破線パターン |
| 水平 / 垂直の規格 | X 系と Y 系で別タイプを作るとカラーで識別しやすい |
通り芯を含むビューテンプレート
表示するビューによって「通り芯を表示するか」「バルーンをどちらに出すか」は変えたいものです。Revit では 「ビューテンプレート」に通り芯の可視性を含めておくことで、同じスタイルのビューを大量複製したときも統一感を保てます。例えば「施工図用:通り芯ありバルーン両端」「プレゼン用:通り芯非表示」のように使い分けると効率的です。
寸法(スパン)の入れ方
通り芯を引いたら、その間隔に寸法を入れて図面化します。「注釈」タブ → 「整列寸法」(DI)を選び、隣接する通り芯を順番にクリックし、最後に通り芯の外側でクリックすると、まとめて寸法線が引かれます。連続寸法を一括で「等間隔」にしたい場合は、寸法線を選んで EQ ボタンを押すと、その範囲内の通り芯が均等割付に再配置されます。
| 機能 | 用途 |
|---|---|
| 整列寸法(DI) | 2 点以上の連続寸法を一気に入れる |
| 個別寸法 | 1 区間ずつ任意の寸法 |
| EQ ボタン | 選択範囲を均等割付(通り芯が連動) |
| 「ロック」アイコン | その区間の寸法をロック。後から動かない |
2D 範囲と 3D 範囲
通り芯の端部に表示される丸の横には小さなアイコンがあり、「3D」と「2D」を切り替えられます。3D の場合は全ビューに同じ長さで表示され、2D の場合はそのビュー内だけで長さを変えられるようになります。図面の見え方を細かく整えたいときに、ビューごとに 2D 範囲に切り替えて長さを調整する、というのが Revit の定番テクニックです。
柱・壁・梁との連動
柱・梁・壁などの構造要素は、配置時に通り芯にスナップしておくと、後から通り芯位置を動かしたときに そのまま追従します(スナップしている通り芯と連動)。これにより「設計途中でスパン変更が入った」「平面プランの寸法が変わった」というよくある手戻りに、柔軟に対応できるようになります。プラン変更が多い設計初期ほど、通り芯を起点に要素を配置するメリットが大きくなります。
命名規則の例
通り芯の命名は社内の標準に従うのが一番ですが、迷ったときの参考としてよくあるパターンを示します。横方向(X)に数字、縦方向(Y)にアルファベット、というのが日本の建築実務では一般的です。逆に欧米の例では X 方向に大文字アルファベット、Y 方向に数字を使うこともあります。プロジェクト開始時に必ずチームで揃えておくと、図面間で食い違いがなくなります。
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