24.

UE5のWorld Partitionとは?

ページの作成
テンプレートを更新

ページの作成

親となるページを選択してください。

ページは必ず何かしらの親ページに紐づきます。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球

子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール

親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!

World Partitionとは、Unreal Engine 5で導入された新しいワールド管理システムで、大規模なオープンワールドを効率的に扱うことができます。従来のWorld Compositionの進化版とも言え、マップ全体をグリッドベースで自動管理し、ストリーミングを最適化します。

World Partitionの特徴

World Partitionには、以下のような特徴があります。

● 自動ストリーミング管理

これまで手動で設定していたレベルストリーミングを、World Partitionが自動的に管理します。プレイヤーの位置や視界に応じて、必要な部分のみをロード・アンロードするため、開発者の負担が軽減されます。

● グリッドベースのレベル管理

マップ全体をグリッド状に分割し、各グリッドを個別にロード・アンロードする仕組みです。これにより、開発者が個々のレベルを手動で管理する必要がなくなります。

● Data Layersの活用

Data Layersを使用することで、特定のレイヤーをオン・オフしながら異なる環境を作成できます。例えば、昼夜の切り替えや異なるゲームモードを簡単に実装できます。

● 1つのPersistent Levelで管理

従来のWorld Compositionでは、複数のレベルを手動で管理する必要がありましたが、World Partitionでは、1つのPersistent Level内でマップ全体を統括できるため、ワークフローがシンプルになります。

World Partitionの設定方法

World Partitionを使用するには、以下の手順を踏む必要があります。

1. World Partitionを有効にする

新規レベルを作成する際に、[Open World] テンプレートを選択すると、自動的にWorld Partitionが有効になります。また、既存のレベルをWorld Partition対応に変換することも可能です。

2. World Partitionエディタを開く

[Window] メニューから [World Partition] を選択し、マップの構成を確認しながらストリーミング設定を調整します。

3. Data Layersを活用する

[Data Layers] タブで異なるレイヤーを作成し、環境ごとにオブジェクトを整理します。これにより、異なるバージョンのマップを効率的に管理できます。

World Partitionのメリットとデメリット

● メリット

・マップのストリーミングを自動化し、開発者の負担を軽減。
・ワールド全体を1つのPersistent Levelで管理できる。
・Data Layersを活用し、異なるマップ構成を簡単に切り替え可能。

● デメリット

・従来のWorld Compositionからの移行が必要。
・プロジェクトによっては細かい調整が必要になる場合がある。

まとめ

World Partitionは、オープンワールド開発の効率を大幅に向上させる機能です。特に、大規模なゲームを開発する際には、自動ストリーミングData Layersの活用により、より柔軟なワールド設計が可能になります。これからのUE5開発では、積極的に活用していくべきシステムと言えるでしょう。

ページの作成
テンプレートを更新

ページの作成

親となるページを選択してください。

ページは必ず何かしらの親ページに紐づきます。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球

子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール

親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
子ページ
子ページはありません
同階層のページ
  1. ノード・コンポーネント・関数・クラス一覧
  2. Tips
  3. エラー一覧
  4. ブループリント
  5. プロジェクト
  6. レベル
  7. アセット
  8. アウトライナー
  9. ビュー
  10. レイヤー
  11. レイアウト
  12. ビルド
  13. ライティング
  14. ジオメトリ
  15. アクタ
  16. トランスフォーム
  17. スナップ
  18. ピボット
  19. コンテンツドロワー
  20. コンポーネント
  21. メッシュ
  22. マテリアル
  23. World Composition
  24. World Partition
  25. Unreal Insights