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Unreal Engine の World Partition の Data Layer について

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親となるページを選択してください。

ページは必ず何かしらの親ページに紐づきます。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球

子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール

親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!

Unreal Engine 5(UE5)の「World Partition」は、大規模なオープンワールドの開発を効率的に行うためのシステムです。その中でも「Data Layer」は、特定のオブジェクトやアクターをグループ化し、動的にロード・アンロードを制御するための強力な機能です。

Data Layerとは?

Data Layerは、ワールド内のアクターをカテゴリごとに管理し、特定の条件に応じてロードやアンロードを制御するための仕組みです。これにより、開発者はシナリオごとに異なる環境を構築したり、パフォーマンスの最適化を行ったりできます。

Data Layerの主な用途

Data Layerは、以下のような用途で活用できます。

1. レベルデザインのバリエーション管理

- 昼夜の切り替えで異なるオブジェクトを表示・非表示にする。

- 破壊前と破壊後の状態を切り替える。

2. ゲームプレイの進行による環境変化

- プレイヤーの進行度に応じてエリアのオブジェクトをロード・アンロードする。

- クエストの進行状況に応じたNPCや建物の出現・消滅を管理する。

3. パフォーマンスの最適化

- 必要なオブジェクトのみロードし、メモリ使用量を削減する。

- マップ全体ではなく、特定のエリアごとにリソースを管理する。

Data Layerの設定方法

Data Layerの基本的な設定方法を説明します。

1. World Partitionを有効化する

- レベルを開いた状態で、「World Settings」の「Enable World Partition」にチェックを入れる。

2. Data Layerを作成する

- 「Window」→「World Partition」→「Data Layers」タブを開く。

- 「+」ボタンをクリックして新しいData Layerを作成する。

3. アクターをData Layerに割り当てる

- レベル内のアクターを選択し、詳細パネルの「Data Layer」セクションで作成したData Layerを割り当てる。

Data Layerのロードとアンロード

Data Layerは、ゲームプレイ中に動的にロード・アンロードを制御できます。

1. Blueprintで制御する

- 「Load Data Layer」ノードを使用して特定のData Layerをロードする。

- 「Unload Data Layer」ノードで不要なData Layerをアンロードする。

2. C++で制御する

- `UDataLayerSubsystem` を使用してData Layerを操作可能。

まとめ

Data Layerを活用することで、ワールド内のオブジェクトを柔軟に管理し、パフォーマンスを最適化できます。レベルデザインやゲームプレイの変化に応じた制御が可能となるため、大規模なマップを扱う際に非常に有効な機能です。

ぜひ活用して、より効率的なレベル設計を行いましょう!

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親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球

子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール

親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
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