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HTML 入門 — HTML5 / 文書構造・セマンティック要素・フォーム・アクセシビリティ

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この記事の要点
  • HTML(HyperText Markup Language)は Web ページの構造を記述するマークアップ言語。HTML Living Standard が現行仕様
  • 基本構造: + + (メタ情報)+ (本文)
  • セマンティック要素(HTML5):
  • アクセシビリティ: alt 属性、aria-* 属性、見出しレベル、ラベル付け。WCAG 2.1 準拠を目指す
  • 関連仕様: HTML Living Standard(WHATWG)/ W3C Validator(構文チェック)/ MDN(公式リファレンス)

HTML とは

HTML(HyperText Markup Language)は、Web ページの構造と意味を記述するためのマークアップ言語です。1991 年に Tim Berners-Lee が World Wide Web の基盤として開発しました。

現在の仕様は HTML Living Standard(WHATWG 策定)で、バージョン番号を持たず継続的に更新されています。通称 HTML5 は 2014 年に W3C 勧告された世代を指しますが、現在は Living Standard に統合されています。

基本的な文書構造




    
    
    
    ページタイトル
    


    

サイト名

記事タイトル

本文の段落です。

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要素とタグと属性

セマンティック要素(HTML5)

意味を持つ要素を使うことで、検索エンジン・スクリーンリーダー・開発者にとって理解しやすい構造になります。

要素意味使用例
ページ / セクションのヘッダーサイトロゴ、ページタイトル
主要なナビゲーショングローバルメニュー、パンくず
ページの主要コンテンツ(1 ページ 1 つ)記事本文、メインコンテンツ
独立した記事 / 投稿ブログ記事、ニュース
意味のあるまとまり章、節
本文と関連性の低いコンテンツサイドバー、関連リンク
ページ / セクションのフッター著作権、連絡先
/
画像 + キャプション説明画像
日時

フォーム

男性 女性

HTML5 で追加された入力タイプ: emailurltelnumberrangedatetimecolorsearch 等。ブラウザがバリデーションと専用 UI を提供します。

メディア要素


代替テキスト(必須)



    
    
    ...






アクセシビリティ (a11y)

  • alt 属性: 画像には必ず代替テキスト。装飾画像は alt=""
  • 見出しレベル: h1h2h3 の順に階層的に。スキップしない
  • label: フォーム入力には を必ず付ける
  • ARIA 属性: aria-labelaria-hiddenrole 等で意味を補足
  • 色のコントラスト: WCAG AA 基準 4.5:1 以上
  • キーボード操作: tabindex:focus スタイル

バリデーションと検証ツール

  • W3C Markup Validator: https://validator.w3.org/ で構文チェック
  • HTML Living Standard: https://html.spec.whatwg.org/ が公式仕様
  • MDN Web Docs: https://developer.mozilla.org/ がリファレンスの定番
  • Lighthouse: Chrome DevTools でアクセシビリティ・SEO 監査

FAQ

Q: HTML5 はもう古い?
A: 仕様としては HTML Living Standard に移行しましたが、機能セット(HTML5)は現役です。バージョン番号の概念がなくなっただけ。

Q: XHTML との違いは?
A: XHTML は XML の厳格な構文(必ず閉じタグ、属性は小文字 等)を要求しました。HTML5 では緩和されています。ただし JSX や Vue では XML 風の厳格な書き方が必要。

Q:

ばかりではダメ?
A: 動作はしますが、セマンティック要素を使うことで SEO・アクセシビリティ・保守性が向上します。意味のある場所は