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エクストラネット

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エクストラネット(Extranet)とは?

複数のイントラネット同士を繋いだネットワークのこと。

組織間での情報のやり取りをする際等に使用される。インターネットほど開かれてはおらず、しかし社内専用のイントラネットほど閉じてもいない「中間の公開範囲」を持つネットワーク形態です。

エクストラネットの特徴

  • 限定された外部関係者とイントラネットを共有
  • 多くの場合認証・認可が必須
  • VPNや専用線、SSO(シングルサインオン)で接続
  • 取引先・関連会社・パートナー企業・サプライヤー等が想定利用者
  • 機密度の高い情報を限定共有するのに使える

典型的なユースケース

業界・場面用途
製造業サプライヤーとの部品発注ポータル、図面共有
小売・卸店舗・代理店向け仕入れシステム
金融顧客企業向け情報提供ポータル
医療・研究共同研究機関とのデータ共有
ソフトウェア開発外注先との設計・課題管理(共同Jira等)
EDI企業間の電子データ交換

3つのネットワーク形態の比較

形態利用者公開度
インターネット全世界完全公開公開Webサイト、SNS
エクストラネット取引先・関連組織限定公開サプライヤーポータル、共同研究システム
イントラネット組織内のみ非公開社内ポータル、社内Wiki

エクストラネットの実現方法

方式説明
VPN接続取引先からVPNでイントラネットへ接続
専用線専有回線で拠点間を結ぶ。高セキュリティ・高コスト
公開ポータル+認証インターネット上のサイトに限定アクセス(要ログイン)
SSO(OIDC/SAML)パートナー組織のIDを連携してログイン
ゼロトラスト境界ではなく認証ベースでアクセス制御

セキュリティ上の注意

  • 権限の最小化 — 取引先には必要なシステムだけを公開
  • 監査ログ — 誰が・いつ・何にアクセスしたか記録
  • 多要素認証 — パスワードのみは避ける
  • IP制限 — 接続元IPを取引先指定範囲に限定する場合あり
  • 退場処理 — 取引終了時のアカウント無効化フローを確立

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