2.

WAN

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WANWide Area Networkの略で、地理的に遠く離れた場所と繋がったネットワークです。

具体的には都市と都市を繋ぐネットワークはWANとなります。

WANの管理者はネットワークプロバイダとなります。

WANの特徴

  • 長距離・広範囲: 数km〜国際規模まで
  • 管理主体は通信事業者: NTT、KDDI、ソフトバンク等のキャリア/ISP
  • 専用線・公衆回線: 自前で全敷設は現実的でないため、通信事業者が提供する回線を借りる
  • LANより通信速度は低め(年々向上中)
  • レイテンシ(遅延)が大きい: 物理距離・経路ホップ数の影響

主なWAN接続方式

方式特徴
専用線キャリアが提供する専有回線。高品質・高コスト
IP-VPN / 広域イーサキャリア網内の閉域ネットワーク。拠点間接続の定番
インターネットVPNインターネット上にVPNトンネル。低コスト
SD-WANソフトウェアで複数回線を統合・最適化
モバイル回線(4G/5G)無線WAN。可搬性が高い
衛星通信離島・船舶・遠隔地で利用

LANとWANの違い

項目LANWAN
範囲建物・敷地内都市間〜国際
管理者自分または社内通信事業者・プロバイダ
速度高速(1Gbps〜10Gbps以上)用途次第(10Mbps〜数十Gbps)
遅延低い(<1ms)大きい(数ms〜100ms以上)
コスト機材費のみ(運用は社内)月額回線費が継続発生
主な技術Ethernet、Wi-Fi専用線、VPN、MPLS、IP-VPN

WAN関連の用語

  • MPLS: 通信事業者網で広く使われるパケット転送方式
  • QoS: 帯域や優先度の制御。音声・映像で重要
  • BGP: AS間のルーティングプロトコル(インターネットの基盤)
  • SD-WAN: 複数の通信回線をソフトウェアで束ね、コスト・冗長性・性能を最適化
  • SDN: ネットワークの制御をソフトウェアで集中管理

運用上のポイント

  • 冗長化: 重要拠点は2回線以上で障害時の切替
  • 帯域監視: 業務影響に直結するため、可視化必須
  • セキュリティ: VPN・暗号化・ファイアウォール
  • コスト管理: 専用線は高額。用途に応じてVPN/SD-WANで最適化

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