4.

Blender 頂点・辺・面の選択完全ガイド (Edit Mode ショートカット)

編集
この記事の要点
  • Blender の Edit Mode ではメッシュ要素を 3 種類のモードで選択: 1=頂点 / 2=辺 / 3=面
  • Box Select (B) / Lasso (Ctrl + 右D&G) / Circle (C) / A=全選択 / Alt+A=全解除
  • Loop 選択 (Alt+クリック) と Ring 選択 (Ctrl+Alt+クリック) で押し出し・ベベル準備が高速化
  • Select Linked (L) — マウス位置からつながった要素全選択
  • 選択モード切替後のPivot Point 設定 (Median Point / 3D Cursor / Individual Origins) も重要

3 つの選択モード

Blender の Edit Mode (Tab キーで切替) では、メッシュを構成する 3 種類の要素を選べます:

モードショートカット対象主用途
頂点 (Vertex)1個別位置調整、頂点マージ
辺 (Edge)2Loop Cut、ベベル、押し出し
面 (Face)3ポリゴン面マテリアル割当、Extrude

画面左上のアイコン (点・線・三角) でも切替可能ですが、1/2/3 キーでの切替がプロフェッショナルの定番です。Shift を押しながら 1/2/3 で複数モード同時選択もできます。

選択範囲を増やす / 減らす

操作ショートカット説明
全選択A全要素を選択
全解除Alt + A選択解除
反転Ctrl + I選択を反転
選択を拡張Ctrl + + (NumPad)隣接要素も追加選択
選択を縮小Ctrl + - (NumPad)外周を解除
Box SelectB または D&G矩形選択
Lasso SelectCtrl + 右D&G自由曲線で囲む
Circle SelectCブラシのように塗って選択

Loop / Ring 選択

これがマスターできれば Blender 中級者です。

操作ショートカット結果
Edge Loop 選択Alt + クリック (辺モード)クリックした辺と一直線につながる辺ループ全て
Edge Ring 選択Ctrl + Alt + クリック (辺モード)クリックした辺と平行な辺リング全て
Face Loop 選択Alt + クリック (面モード)クリックした面に隣接する面ループ
Vertex Path 選択2 頂点選択 → Ctrl + 右クリック2 点間の最短パス
例: 円柱の上面を切り抜く

1. 円柱を Edit Mode に切替 (Tab)
2. 辺モード (2)
3. 円柱の上端の辺を Alt + クリック
   → 上端の輪 (Loop) が全選択
4. E (Extrude) → Z → 値入力
   → 上に押し出してリング状に

Select Linked (つながったメッシュを選択)

操作ショートカット説明
Select Linkedカーソルを乗せて Lマウス位置からつながった要素全選択
Select Linked AllCtrl + L選択済要素からつながった全要素
Select MoreCtrl + NumPad +選択を 1 段階拡張
Select LessCtrl + NumPad -選択を 1 段階縮小

選択モード別の操作例

頂点モード (1)

  • 細部の位置調整に最適 — 個々の頂点を G で移動
  • 頂点マージ (M キー) — 重複頂点を統合
  • 頂点スムージング — メッシュ → Smooth Vertices
  • 選択頂点だけにモディファイア影響 (Vertex Group)

辺モード (2)

  • Loop Cut (Ctrl+R) — エッジループを追加
  • ベベル (Ctrl+B) — 角を面取り
  • Bridge Edge Loops — 2 つのループ間を面で接続
  • Mark Seam — UV 展開の継ぎ目を指定

面モード (3)

  • Extrude (E) — 面を押し出し
  • Inset Faces (I) — 面を内側に縮小
  • マテリアル割当 — 選択面に別マテリアル
  • 面の削除 (X → Faces)

Pivot Point (回転・拡縮の中心)

選択した要素を回転・拡縮するときの中心点を切り替えます (画面上部の「,」キー):

Pivot Point挙動
Median Point選択要素の中心 (★ デフォルト)
Bounding Box選択範囲のバウンディングボックス中心
3D Cursor3D カーソル位置 (Shift+右クリックで配置)
Individual Origins各要素の原点それぞれ (面が個別に押し出される等)
Active Element最後に選択した (アクティブな) 要素の中心

ショートカット表 (チートシート)

[選択モード切替]
1     - 頂点
2     - 辺
3     - 面
Shift + 1/2/3 - 複数モード同時

[範囲選択]
A           - 全選択
Alt + A     - 全解除
Ctrl + I    - 選択反転
B           - Box Select (矩形)
Ctrl + 右D&G - Lasso (投げ縄)
C           - Circle (ブラシ)

[Loop / Ring]
Alt + クリック        - Edge Loop
Ctrl + Alt + クリック  - Edge Ring
Ctrl + 右クリック (頂点) - 2 点間の最短パス

[拡張・縮小]
Ctrl + NumPad + - 隣接を追加
Ctrl + NumPad - - 外周を解除
L              - つながった要素 (マウス位置から)
Ctrl + L       - つながった要素 (現在の選択から)

[編集操作]
G - Grab (移動)
R - Rotate
S - Scale
E - Extrude
I - Inset Faces
M - Merge (頂点)
F - Make Face/Edge (頂点・辺から面)
Ctrl + R - Loop Cut
Ctrl + B - Bevel
X / Del  - Delete

X-Ray モード (裏側も選択)

デフォルトでは Box Select は手前の要素のみ選択しますが、X-Ray モード (Alt+Z) を ON にすると裏側の頂点も貫通選択できます。両面メッシュを編集するときに便利:

1. Alt + Z で X-Ray モード ON
2. B で Box Select
3. メッシュを囲むと、表側 + 裏側の頂点が全部選択される

(X-Ray OFF だと、手前の頂点しか選択されない)

FAQ

Q: 1/2/3 キーが効かない
A: Edit Mode に入っているか確認 (Tab キーで切替)。Object Mode では 1/2/3 はレイヤー切替 (旧仕様)。

Q: テンキーが無いノート PC で「Ctrl + NumPad +」が使えない
A: 編集 → 環境設定 → 入力 → 「Emulate Numpad」を ON にすると、メインキーボードの数字が NumPad 扱いになります。

Q: 選択した要素を別オブジェクトに分離したい
A: P キーで Separate メニュー → Selection で分離。逆に統合は Object Mode で Ctrl + J (Join)。

📸 参考画像

※ 旧バージョンから引き継いだ参考画像です。手順・図解の補助としてご覧ください。

参考画像

参考画像

参考画像

編集
Post Share
子ページ

子ページはありません

同階層のページ
  1. ショートカットキー一覧
  2. カメラの移動
  3. モードの変更
  4. 頂点・辺・面の選択