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HTML cite 要素完全ガイド

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この記事の要点
  • 作品タイトルの参照を示すインライン要素 (書名、映画、論文、楽曲、記事タイトル等)
  • デフォルトでイタリック表示。CSS で font-style: normal に変えても良い
  • 著者名ではなく作品名専用。HTML5 仕様で著者名は対象外と明記
  • cite 属性は別物 (引用元 URL を指定)
  • 関連要素: 短い引用 /
    ブロック引用 / 定義語 /
    連絡先

要素とは

要素は、創作物 (書籍、論文、映画、楽曲、絵画、Webサイト、ブログ記事等) のタイトルへの参照を示すインライン要素です。デフォルトのスタイルはイタリック (italic) です。

夏目漱石の代表作 こころ は、明治末期の精神を描いた小説である。

映画 君の名は。 は新海誠監督の作品で、興行収入 250 億円を記録した。

詳細は HTML Living Standard の section 4.5.6 を参照。

表示と既定スタイル

ブラウザの既定 CSS では イタリックで表示されます。日本語フォントにはイタリック体が無いことも多く、その場合は斜体合成 (oblique) で代用されます。

/* ブラウザのデフォルト */
cite {
    font-style: italic;
}

/* 日本語サイトでイタリックが気持ち悪いとき */
cite {
    font-style: normal;
    color: #4f46e5;
}

/* 書名を「」で囲む見た目に */
cite::before { content: "『"; }
cite::after  { content: "』"; }
cite { font-style: normal; }

HTML5 仕様: 著者名は対象外

HTML4 までは に著者名も含めて良いとされていましたが、HTML5 仕様では「作品のタイトル」のみと限定されました。著者名は対象外です。


夏目漱石 の作品である。

夏目漱石の作品 こころ は名作である。

著者: 夏目漱石
作品: こころ

ただし、WHATWG の HTML Living Standard と W3C HTML5 で解釈に差がある時期もあり、現実のサイトでは著者名を で囲む例も残っています。仕様準拠を厳格にするなら作品名のみが正解です。

blockquote cite="..." 属性との違い

紛らわしいですが、

cite 属性は引用元の URLを指定するもので、要素としての とは別物です。


引用された文章...

HTML Living Standard によれば...

引用された文章...

WHATWG HTML Standard

関連する引用系要素まとめ

要素用途表示
作品タイトル参照インライン / イタリック
短い引用 (1 行以内)インライン / 引用符が自動付与
ブロックレベルの長い引用ブロック / インデント
用語の定義箇所インライン / イタリック
連絡先情報ブロック / イタリック

彼は こんにちは と言った。

長い引用文がここに入ります。複数段落にもできます。

引用元は cite 属性で URL を指定します。

HTML (HyperText Markup Language) は Web ページ記述言語である。

Contact: info@example.com
東京都千代田区...

SEO への影響

要素自体が直接 SEO ランキングに影響することはほぼ無いと考えられていますが、構造化データと組み合わせると効果的です。


記事タイトル

本記事は HTML Living Standard を参考にした。

typical な使い方パターン


参考文献

  • 達人プログラマー 第 2 版 - オーム社, 2020
  • リーダブルコード - O'Reilly Japan, 2012
  • HTML Living Standard - WHATWG
星月夜
Vincent van Gogh, The Starry Night, 1889

君の名は。 レビュー

新海誠監督の 君の名は。 は...

FAQ

Q: 、どう使い分ける?
A: 作品タイトル は外来語・専門用語・思考など。両方ともデフォルトはイタリックですが意味が違います。

Q: イタリック表示が日本語サイトで違和感ある
A: CSS で cite { font-style: normal; } または cite::before/::after で『』記号を付けると日本語サイトに馴染みます。

Q: のネストは可能?
A: 仕様上は可能ですが、通常そうする意味はありません。フレージング・コンテンツなので 内に 等は配置できます。

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子ページはありません

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  1. h1~h6要素
  2. p要素
  3. blockquote要素
  4. q要素
  5. cite要素
  6. ins要素
  7. del要素
  8. HTML em 要素(強調)の使い方と strong との違い
  9. br要素
  10. abbr要素
  11. dfn要素
  12. pre要素で整形済みテキストを表示する
  13. code要素
  14. samp要素
  15. kbd要素
  16. var要素
  17. bdo要素
  18. sup要素で上付き文字を表示する
  19. sub要素
  20. mark要素
  21. data要素
  22. time要素
  23. wbr要素
  24. bdi要素

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