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親となるページを選択してください。
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例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球
子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール
親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
| この記事の要点 |
|
データリンク層 (L2) とは
データリンク層 (Data Link Layer) は OSI 参照モデルの第 2 層に位置するレイヤーで、物理的に直接つながった隣接ノード間での確実なデータ伝送を担当します。
物理層 (L1) が「電気信号として 0/1 を運ぶ」のに対し、データリンク層はその 0/1 を意味のあるまとまり(フレーム)にして、宛先を指定して送るのが仕事です。
主な役割
| 役割 | 説明 |
|---|---|
| フレーム化 | ビット列をフレーム単位に区切る(先頭/末尾の同期パターン) |
| アドレッシング | MAC アドレスで送信元 / 宛先を指定 |
| 媒体アクセス制御 | 同じ媒体を複数機器が共有 — 衝突回避 (CSMA/CD, CSMA/CA) |
| 誤り検出 | FCS (Frame Check Sequence) = CRC で壊れたフレームを検出 |
| フロー制御 | 送信スピード調整 (PAUSE フレームなど) |
| 誤り訂正 / 再送 | プロトコルによっては再送制御も実施 |
サブレイヤー: LLC と MAC
IEEE 802 規格ではデータリンク層を 2 つに分けています。
| サブレイヤー | 規格 | 役割 |
|---|---|---|
| LLC (Logical Link Control) | IEEE 802.2 | 上位層(IP / IPX)への共通インタフェース、コネクション制御 |
| MAC (Media Access Control) | IEEE 802.3 (Ethernet)、802.11 (Wi-Fi) | 物理媒体へのアクセス制御、MAC アドレスでのアドレッシング |
MAC アドレス
MAC アドレスはネットワークインタフェース(NIC)に焼かれた 48 ビットの一意なハードウェア識別子です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 48 ビット = 6 バイト |
| 表記 | 00:1A:2B:3C:4D:5E |
| 前半 3 バイト | OUI = ベンダー識別子(Apple, Cisco, Intel 等) |
| 後半 3 バイト | ベンダー内シリアル |
| 特殊アドレス | FF:FF:FF:FF:FF:FF = ブロードキャスト |
# Linux で NIC の MAC アドレス確認
ip link show
# 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500
# link/ether 00:1a:2b:3c:4d:5e brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
# Windows
ipconfig /all
getmac
# macOS
ifconfig en0 | grep ether
主なデータリンク層プロトコル
| プロトコル | 規格 | 用途 |
|---|---|---|
| Ethernet | IEEE 802.3 | 有線 LAN の事実上の標準 |
| Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax | 無線 LAN |
| PPP (Point-to-Point Protocol) | RFC 1661 | WAN 接続、PPPoE 経由のフレッツ網等 |
| HDLC | ISO/IEC 13239 | シリアル WAN リンク |
| Frame Relay / ATM | ITU-T 標準 | 旧世代 WAN(廃れつつあり) |
| Token Ring | IEEE 802.5 | レガシー(消滅) |
Ethernet フレームの構造
| フィールド | サイズ | 内容 |
|---|---|---|
| プリアンブル | 7 byte | 同期用パターン |
| SFD | 1 byte | フレーム開始位置 |
| 宛先 MAC | 6 byte | 受信先 MAC アドレス |
| 送信元 MAC | 6 byte | 送信元 MAC アドレス |
| タイプ / 長さ | 2 byte | 0x0800 = IPv4、0x86DD = IPv6 |
| ペイロード | 46〜1500 byte | 上位層 (IP) パケットを格納 |
| FCS (CRC-32) | 4 byte | 誤り検出符号 |
データリンク層で動く機器
| 機器 | 層 | 判断材料 |
|---|---|---|
| NIC (LAN カード) | L1 + L2 | MAC アドレスを持つ通信エンドポイント |
| ブリッジ | L2 | MAC アドレス(古い機器) |
| L2 スイッチ | L2 | MAC アドレステーブルで宛先ポート決定 |
| 無線 AP | L2 | SSID + MAC で接続管理 |
| L3 スイッチ / ルーター | L3 | IP アドレスで転送(参考) |
| ハブ | L1 | 単純な信号増幅(L2 ではない、参考) |
主要な L2 機能・技術
| 技術 | 用途 |
|---|---|
| VLAN (IEEE 802.1Q) | 1 つの物理 LAN を論理的に複数に分割 |
| STP / RSTP / MSTP | ループ防止(冗長経路を 1 つだけ active に) |
| LACP (IEEE 802.3ad) | 複数リンクを束ねて帯域拡張・冗長化 |
| PoE (IEEE 802.3af/at/bt) | LAN ケーブルで電力供給 |
| Jumbo Frame | MTU を 9000 byte 等に拡大、データセンタで利用 |
| QinQ (IEEE 802.1ad) | VLAN tag の二重化(キャリア網用) |
L2 とイーサネットの図解
[ PC A ] ─── Ethernet フレーム ──→ [ L2 スイッチ ] ─── ─→ [ PC B ]
| |
MAC: 00:11:22:AA:BB:CC MAC アドレステーブル
Port 1 ← 00:11:22:AA:BB:CC
Port 2 ← 00:11:22:DD:EE:FF
宛先 MAC を見てポートを決め、目的の PC だけにフレームを転送
(ハブは全ポートに撒く / スイッチは宛先だけに送る)
FAQ
Q: ルーターは L2 機器?
A: いいえ、ルーターは L3 (ネットワーク層) で IP アドレスを見て転送。L2 スイッチは MAC アドレスで転送する別物。
Q: Wi-Fi も L2?
A: そう。IEEE 802.11 はデータリンク層の規格。L2 スイッチと同じく MAC アドレスで動く。
Q: MAC アドレスは世界で一意?
A: 製造時点では一意。だがソフトで偽装(spoofing)は可能。Docker や仮想マシンの NIC はランダム生成されたものを使う。
ARP — IP と MAC を結ぶ橋渡し
L3 の IP アドレスから L2 の MAC アドレスを解決するのが ARP (Address Resolution Protocol) です。同じ LAN セグメント内で「この IP のホストの MAC を教えて」とブロードキャストし、対象 PC がユニキャストで応答します。
# ARP キャッシュ確認
arp -a # Windows / Linux 共通
ip neigh show # Linux 推奨
# 例
192.168.1.1 00:1a:2b:cc:dd:ee ether STALE
192.168.1.10 00:1a:2b:11:22:33 ether REACHABLE
ARP は L2 と L3 の境界で動く特殊なプロトコル。OSI 的には L2.5 と呼ばれることもあります。
L2 セキュリティのリスク
| 攻撃 | 仕組み | 対策 |
|---|---|---|
| ARP スプーフィング | 偽の ARP 応答で通信経路を乗っ取る (MITM) | 動的 ARP 検査 (DAI) / 静的 ARP |
| MAC フラッディング | 偽 MAC を大量送信、スイッチをハブ状態に | ポートセキュリティ (MAC 数制限) |
| VLAN ホッピング | ダブルタグ等で別 VLAN へ侵入 | ネイティブ VLAN を未使用 ID に |
| DHCP スプーフィング | 偽 DHCP で誤った GW を配布 | DHCP スヌーピング |
L2 と他層の関係
| 層 | 名前 | 単位 | 機器 |
|---|---|---|---|
| L7 | アプリケーション層 | データ | Web ブラウザ / メールクライアント |
| L4 | トランスポート層 | セグメント | ポート番号 (TCP/UDP) |
| L3 | ネットワーク層 | パケット | ルーター / L3 スイッチ |
| L2 | データリンク層 | フレーム | L2 スイッチ / ブリッジ / NIC |
| L1 | 物理層 | ビット | ケーブル / ハブ / リピータ |
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