Inno Setupとは

ページの作成

親となるページを選択してください。

ページは必ず何かしらの親ページに紐づきます。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例：親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球

子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例：親=サッカー, 子=サッカーのルール

親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう！

テンプレート

Inno Setupとは

Inno Setupは、Windows上でのアプリケーションインストーラーを作成するためのフリーウェアのインストール作成ツールです。Inno Setupは、Pascal言語で書かれたコマンドラインツールです。

Inno Setupの特徴

Inno Setupは、多数の特徴を備えています。以下は、その一部です。

フリーウェアであるため、商用利用も含め、無償で使用できます。
スクリプトによるカスタマイズが可能であるため、多様なインストーラーの作成が可能です。
セットアッププログラムの圧縮が可能であるため、配布サイズの削減が可能です。
セットアッププログラムの暗号化が可能であるため、セキュリティ向上が図れます。
Unicode対応であるため、多言語対応が可能です。
自己解凍形式での配布が可能であるため、インストール作業の簡略化が図れます。

Inno Setupの使い方

Inno Setupの使い方について説明します。

Inno Setupのダウンロード
Inno Setupを使用するためには、まずInno Setupの公式サイトからInno Setupのダウンロードを行う必要があります。
スクリプトの作成
Inno Setupでは、インストーラーの振る舞いを定義するために、スクリプトファイル(.iss)を作成する必要があります。スクリプトファイルは、テキストエディタで編集することができます。
スクリプトの編集
スクリプトファイルを編集して、インストーラーの振る舞いを定義します。例えば、インストール先の指定、ライセンスの同意、プログラムグループの作成などが可能です。
コンパイル
スクリプトファイルをInno Setup Compilerでコンパイルし、インストーラープログラムを作成します。
インストーラーの実行
作成したインストーラープログラムを実行し、インストール作業を開始します。

Inno Setupのスクリプトファイルの書き方

Inno Setupのスクリプトファイルは、Pascal言語に似た独自の言語で書かれています。以下は、スクリプトファイルの例です。

[Setup]

AppName=MyApp
AppVersion=1.0
DefaultDirName={pf}\MyApp
DefaultGroupName=MyApp
UninstallDisplayIcon={app}\MyApp.exe
OutputDir=userdocs:Inno Setup Examples Output

[Files]
Source: "MyApp.exe"; DestDir: "{app}"

[Icons]
Name: "{group}\MyApp"; Filename: "{app}\MyApp.exe"

[Run]
Filename: "{app}\MyApp.exe"; Description: "Launch MyApp"; Flags: postinstall nowait

この例では、以下のような設定が行われています。

[Setup]セクション：アプリケーション名、バージョン、デフォルトのインストール先、アンインストール時の表示アイコンなど、インストーラーの設定を定義します。
[Files]セクション：インストーラーに含めるファイルを指定します。
[Icons]セクション：インストール後に作成するショートカットを指定します。
[Run]セクション：インストール後に実行するプログラムを指定します。