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親となるページを選択してください。
親ページに紐づくページを子ページといいます。
例: 親=スポーツ, 子1=サッカー, 子2=野球
子ページを親ページとして更に子ページを作成することも可能です。
例: 親=サッカー, 子=サッカーのルール
親ページはいつでも変更することが可能なのでとりあえず作ってみましょう!
| この記事の要点 |
|
概要
動的ルーティングとは、ルータ同士が経路情報を自動的に交換し合い、各自のルーティングテーブルを自律的に学習・更新する方式です。人手で経路を書き込む静的ルーティングと違い、ネットワーク構成が変わったり、どこかの回線が切れたりすると、ルータ同士が情報をやり取りして自動的に経路を引き直します。この「最新の正しい状態へ落ち着く」過程を収束(コンバージェンス)と呼びます。
動的ルーティングプロトコルは、適用範囲によって大きく 2 種類に分かれます。組織内部(単一の管理ドメイン)で使う IGP(Interior Gateway Protocol)と、組織と組織の間をつなぐ EGP(Exterior Gateway Protocol)です。ここで言う「組織」の単位を AS(自律システム)と呼び、AS 番号で識別されます。IGP の代表が RIP と OSPF、EGP の代表が BGP です。
仕組み
動的ルーティングプロトコルは、経路を選ぶアルゴリズムの考え方によって 3 つの系統に分類されます。
- 距離ベクトル型(RIP) — 隣のルータから「この宛先まで何ホップ」という情報を受け取り、自分のホップ数を 1 足して隣へ伝えます。各ルータはネットワーク全体の地図を持たず、「方向と距離」だけを知ります。実装は単純ですが、収束が遅くループが起きやすい弱点があります。
- リンクステート型(OSPF) — 各ルータが自分のリンク(接続)の状態を全ルータに広告し、全員が同じネットワーク全体の地図を構築します。その地図に対してダイクストラ法で最短経路を計算します。収束が速く大規模に強い反面、CPU・メモリの負荷は高めです。
- 経路ベクトル型(BGP) — 距離ではなく「経由する AS の並び(AS パス)」を経路情報として交換します。最短よりもポリシー(契約・優先度)に基づいた経路選択が中心で、インターネットの AS 間ルーティングを担います。
適用範囲のイメージ
┌──────── AS 65001 ────────┐ ┌──────── AS 65002 ────────┐
│ OSPF / RIP (IGP) │ BGP │ OSPF / RIP (IGP) │
│ R1 ── R2 ── R3 ─────────┼──(EGP)─┼───── R4 ── R5 │
└──────────────────────────┘ └──────────────────────────┘
AS 内は IGP AS 間は EGP(BGP)
設定・実用例
Cisco IOS での代表的な設定例です。プロトコルごとに有効化の方法が異なります。
# RIP (バージョン2) の有効化
Router(config)# router rip
Router(config-router)# version 2
Router(config-router)# network 192.168.1.0
# OSPF の有効化(エリア 0 にインタフェースを参加)
Router(config)# router ospf 1
Router(config-router)# network 192.168.1.0 0.0.0.255 area 0
# BGP の設定(自 AS 65001、対向 AS 65002 とピアを張る)
Router(config)# router bgp 65001
Router(config-router)# neighbor 203.0.113.2 remote-as 65002
Router(config-router)# network 192.168.1.0 mask 255.255.255.0
# 学習した経路の確認(コードで学習元プロトコルが分かる)
Router# show ip route
# R = RIP, O = OSPF, B = BGP, C = 直接接続, S = 静的
show ip route の各行の先頭文字が、その経路をどのプロトコルで学習したかを示します(O なら OSPF、B なら BGP など)。複数プロトコルで同じ宛先を学習した場合は、AD(プロトコルごとの優先度)が小さい方が採用されます。
主な用途
- 中〜大規模 LAN/WAN(OSPF) — 拠点数が多く構成変化が起きる企業ネットワークの内部経路制御。
- 小規模ネットワーク(RIP) — 設定が容易で、ホップ数 15 以内の小さな環境向け。
- インターネット相互接続(BGP) — ISP 間や、自社 AS とインターネットをつなぐ境界での経路交換。
- 冗長経路の自動切替 — 主経路が落ちても自動で代替経路へ収束し、通信を維持します。
関連技術との比較
| 項目 | RIP | OSPF | BGP |
|---|---|---|---|
| 分類 | IGP / 距離ベクトル | IGP / リンクステート | EGP / 経路ベクトル |
| 経路の指標 | ホップ数(最大 15) | コスト(帯域ベース) | AS パス・ポリシー |
| 収束速度 | 遅い | 速い | 遅め(規模が巨大) |
| 規模適性 | 小規模 | 中〜大規模 | インターネット規模 |
| 負荷 | 低い | 中(計算が重い) | 高い(経路数膨大) |
| 主な用途 | 学習用・小規模 | 企業内部 | AS 間・ISP |
注意点・落とし穴
- RIP のホップ数上限 — 16 ホップは「到達不能」を意味するため、最大でも 15 ホップまでしか届きません。大きなネットワークでは破綻します。
- 収束中の一時的不整合 — 構成変化の直後、各ルータのテーブルが揃うまでの間はループや到達不能が起こり得ます。収束が速いプロトコルほどこの窓が短くなります。
- OSPF のエリア設計 — 1 つのエリアにルータを詰め込みすぎると計算負荷が増大します。エリア分割で全体を階層化するのが定石です。
- BGP のポリシー誤設定 — 経路広告のミスは自 AS だけでなくインターネット全体に影響しうるため、慎重なフィルタ設計が必須です。
- プロトコルの混在 — 複数プロトコルを同時に動かす場合、AD と再配布の設計を誤るとループや経路の振動が起きます。
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