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HTML article要素 完全ガイド(自己完結セクション / section との違い / SEO・アクセシビリティ)

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この記事の要点
  • 自己完結した独立コンテンツを表す HTML5 セクショニング要素
  • ブログ記事、ニュース、フォーラム投稿、コメント、商品カードなど単独で配布・再利用可能なら article
  • <section>文書内の意味的なまとまり。article は section より独立性が強い
  • 入れ子可能 — 記事本体の article の中にコメントの article を入れる構造は正しい
  • 検索エンジン・スクリーンリーダーが記事単位を識別しやすくなり、SEO とアクセシビリティに有利

article 要素とは

は HTML5 で導入されたセクショニング要素の 1 つで、「単独で配布・再利用できる自己完結したコンテンツ」を表します。具体的にはブログ記事、ニュース記事、フォーラムの投稿、ユーザーコメント、ウィジェット、商品カードなどが該当します。

「このブロックだけを RSS 配信したり、別ページに切り出しても意味が通る」と感じるなら <article> でくくれる、と考えると判断しやすいです。

基本構文

<article>
  <header>
    <h2>記事タイトル</h2>
    <p>投稿日: <time datetime="2026-06-11">2026年6月11日</time></p>
  </header>

  <p>記事本文...</p>

  <footer>
    <p>著者: 山田太郎</p>
  </footer>
</article>

article と section の違い

項目
意味独立・自己完結したコンテンツテーマでまとめた文書の一部
切り出して使える?○(RSS / 別ページ)△(前後の文脈が必要)
典型例記事、コメント、商品カード記事内の章、タブパネル
見出し原則必要原則必要

判断に迷ったら「単独で意味が通るか?」を基準に。意味が通るなら article、文書内の部分なら section、どちらでもないただのレイアウト用なら <div> を選びます。

記事 + コメントの構造例

<article>入れ子にできます。ブログ記事の本体を <article> でくくり、その中に各コメントを別の <article> で表現するのが典型パターンです。

<article id="post-123">
  <h1>記事タイトル</h1>
  <p>記事本文...</p>

  <section>
    <h2>コメント</h2>

    <article class="comment">
      <header>
        <h3>山田さんのコメント</h3>
        <time datetime="2026-06-11T10:00">10:00</time>
      </header>
      <p>とても参考になりました。</p>
    </article>

    <article class="comment">
      <header>
        <h3>佐藤さんのコメント</h3>
        <time datetime="2026-06-11T11:00">11:00</time>
      </header>
      <p>続編期待しています。</p>
    </article>
  </section>
</article>

商品カードでの利用

EC サイトの商品一覧でも、各カードが独立して意味を持つなら <article> を使えます。

<section class="products">
  <h2>新着商品</h2>

  <article class="product">
    <h3>ワイヤレスイヤホン</h3>
    <img src="/img/earphone.jpg" alt="ワイヤレスイヤホン">
    <p>価格: 9,800円</p>
    <p>軽量で長時間バッテリー対応。</p>
    <a href="/products/123">詳細を見る</a>
  </article>

  <article class="product">
    <h3>スマートウォッチ</h3>
    ...
  </article>
</section>

記事メタデータ(推奨)

SEO 効果を最大化するため、<article> 内には見出し日時を含めるのが推奨です。<time> 要素の datetime 属性は機械可読な ISO 8601 形式で記述します。

<article>
  <header>
    <h1>React 19 の新機能まとめ</h1>
    <p>
      著者: <span itemprop="author">山田太郎</span>
      投稿日: <time datetime="2026-06-11">2026年6月11日</time>
      更新日: <time datetime="2026-06-15">2026年6月15日</time>
    </p>
  </header>
  <p>本文...</p>
</article>

article を使うべきか判定フロー

質問YESNO
独立して意味が通る?article 候補section / div
RSS で配信できそう?articlesection
テーマでまとめた文書の一部?sectionarticle / div
レイアウトのためだけ?divarticle / section

SEO とアクセシビリティの効果

  • 検索エンジン: 記事の範囲を明確に認識でき、リッチリザルト(Article 構造化データ)と組み合わせやすい
  • スクリーンリーダー: 「記事」というランドマークとして認識され、ユーザーが記事間をジャンプしやすい
  • Reader Mode: Safari/Firefox のリーダー表示でも本文として抽出されやすい

よくある誤用

  • サイドバーやナビ全体を article で囲む — これは <aside><nav>
  • 見出しなしの article — 1 つも見出しがないと意味が弱くなる
  • すべてのブロックを article に — 単なる装飾用ボックスは <div> で十分

関連

  • section 要素 — テーマでまとめた文書の一部
  • aside 要素 — サイドバー / 補足情報
  • nav 要素 — ナビゲーション
  • header / footer — 記事のヘッダ / フッタ
  • time 要素 — 機械可読な日時表現
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子ページ

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  4. nav要素

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