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Oracle で索引(インデックス)を削除する DROP INDEX の構文と注意点

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この記事の要点
  • 索引が不要になった場合は DROP INDEX 索引名; で削除する
  • 主キーやユニーク制約に紐づく索引は DROP INDEX 単独では消せず、制約を外す必要がある
  • 削除すると検索性能は落ちる代わりに、INSERT/UPDATE/DELETE のオーバーヘッドや表領域使用量が減る
  • 本番では ONLINE オプションや、まず INVISIBLE 化して影響確認するのが安全

索引の削除とは

Oracle Database では、検索を高速化するために作成した索引(インデックス)を不要になったタイミングで削除できます。索引はあるだけで INSERT / UPDATE / DELETE のたびに更新コストがかかるため、ほとんど使われていない索引を残し続けると DML 性能を圧迫します。アクセス傾向が変わったりテーブル設計を見直したりした際は、DROP INDEX で不要なものをクリーンアップしましょう。

構文

DROP INDEX [スキーマ.]索引名 [ONLINE];

スキーマ名を省略すると、現在ログインしているユーザーのスキーマから索引が探されます。他ユーザーが所有する索引を消すには DROP ANY INDEX 権限が必要です。

基本的な使用例

-- emp 表に作っていた sal 列の索引を削除
DROP INDEX emp_sal_idx;

-- 別スキーマの索引を指定して削除
DROP INDEX hr.emp_sal_idx;

ONLINE オプション

ONLINE を付けると、削除中も他セッションからの DML を止めずに索引を削除できます。本番運用中のテーブルに対して安全に索引整理したいときに有効です。

DROP INDEX emp_sal_idx ONLINE;

主キー・ユニーク制約に紐づく索引

主キーやユニーク制約を作成すると、Oracle は内部的に対応する索引を自動で作ります。これらの索引を DROP INDEX で直接消そうとすると ORA-02429 エラーになります。先に制約を削除する必要があります。

-- 主キー制約と索引をまとめて削除
ALTER TABLE emp DROP CONSTRAINT emp_pk;

-- ユニーク制約に紐づく索引は KEEP / DROP INDEX 句で挙動を指定
ALTER TABLE emp DROP CONSTRAINT emp_email_uk DROP INDEX;

削除前に検討したい安全策

1. まずは INVISIBLE 化して影響を確認

すぐに DROP INDEX せず、いったん索引を「不可視」にして影響を観察すると安全です。問題があれば VISIBLE に戻すだけで復旧できます。

-- 索引を不可視(オプティマイザから無視される)にする
ALTER INDEX emp_sal_idx INVISIBLE;

-- しばらく運用して問題なければ削除
DROP INDEX emp_sal_idx;

-- 戻したいとき
ALTER INDEX emp_sal_idx VISIBLE;

2. 利用統計を見て判断する

DBA_INDEXES や AWR レポートで、その索引が実際に SQL のアクセスパスで使われているかを確認すると、誤って必要な索引を消すリスクを減らせます。

削除によるメリットとデメリット

メリットデメリット
DML の高速化(メンテナンスコスト減)該当列を条件にした検索が遅くなる
表領域の節約実行計画が変わって他クエリにも影響することがある
バックアップ・リカバリの軽量化削除後に必要になると再作成コストが高い

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