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Cline 使い方完全ガイド|VS Code 拡張 OSS / 自律エージェント

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この記事の要点
  • Cline: VS Code 拡張、OSS の AI コーディングエージェント
  • 料金: 拡張機能自体は無料、API キー持ち込み(Anthropic / OpenAI 等)で課金
  • 主要機能: 自律エージェント型、ファイル編集・コマンド実行・ブラウザ操作
  • 強み: OSS で透明性高い、API キー持ち込みで料金コントロール可
  • Claude Code / Cursor の VS Code 版的なポジション

Cline とは

Cline (クライン) は VS Code 拡張機能として動作する、オープンソースの AI コーディングエージェント。旧名 "Claude Dev" で、Anthropic の Claude モデルを軸にスタートしたが、現在は OpenAI / Gemini / Ollama 等の主要 LLM を選択可能。

Cursor は IDE 全体を AI 化、Claude Code は CLI で完結、Cline は VS Code 拡張」というポジショニング。VS Code を捨てたくない人に最適です。

インストール

  1. VS Code を起動
  2. 拡張機能タブ → 「Cline」で検索
  3. インストール
  4. 左サイドバーの Cline アイコンをクリック
  5. 初回起動時に API キーを設定

API キーの選択肢

プロバイダ推奨モデル料金目安
★ AnthropicClaude Sonnet1M tokens 入力 $3 / 出力 $15
OpenAIGPT-5$5 / $15 per M tokens
GoogleGemini 2.5 Pro$1.25 / $5 per M tokens
OpenRouter各種統合モデルごと
DeepSeekR1 / V3★ 格安 ($0.27 / $1.1)
Ollama (ローカル)Llama 3.2 等無料

使い方の基本

  1. Cline サイドバーで「New Task」
  2. 自然言語で指示: 「Express で /api/users CRUD を作って」
  3. Cline がプロジェクト構造を読む → 計画を立てる
  4. ファイル編集 / コマンド実行を提案 → ユーザ承認 → 実行
  5. 完了まで自律的に進める

主要機能

  • Plan モード: 実行前に詳細プラン提示
  • Act モード: 自律的にタスク実行
  • ファイル操作: Read / Write / Edit / Create / Delete
  • コマンド実行: Bash / シェル経由(許可制)
  • ブラウザ操作: スクショ + クリック + 入力(Web デバッグに有用)
  • MCP サポート: Claude Code と互換の MCP サーバ統合
  • Memory Bank: プロジェクト固有の長期記憶(v3+)

Cursor / Claude Code との比較

ClineCursorClaude Code
形態★ VS Code 拡張独立 IDECLI
料金API 従量$20/月$20/月 or API
VS Code 互換★ 完全○ (フォーク)独立
モデル選択★ 豊富○ 主要 LLMClaude のみ
OSS★ Apache 2.0独自独自
料金コントロール★ API キー持ち込み$20 固定$20 固定
ブラウザ操作★ あり×限定的
Tab 補完×★ 強い×

こんな人におすすめ

  • VS Code を使い続けたいが GitHub Copilot 以上の力が欲しい
  • API キー持ち込みで料金を細かくコントロールしたい
  • OSS の透明性を重視(コード監査可能)
  • Ollama でローカル LLM を使いたい(機密コード対応)
  • ブラウザ自動操作も含めた自律タスクを試したい

競合 OSS

  • Aider: CLI、git 連携が強力
  • Continue: VS Code / JetBrains 拡張、Cline と並ぶ OSS 二大巨頭
  • Roo Code: Cline のフォーク、機能拡張
  • OpenHands: Web ベースの汎用 AI エージェント

注意点

  • API 利用料が嵩む: 大規模タスクで数十ドル/月になることも
  • 許可制の Confirmation 連打: 全自動化したければ Auto-approve 設定
  • 機密コード: Ollama ローカル使用推奨
  • 初心者には敷居高め: API キー取得から

関連リンク

Plan モードと Act モードの使い分け

モード動作適用シーン
Plan計画を立てるだけ。実行しない複雑なタスクの事前検討、設計の壁打ち
Act自律的にファイル編集・コマンド実行定型作業、リファクタ、機能追加

初心者は必ず Plan モードでまず計画を確認してから Act へ進むのが安全。

具体的な利用例

1. プロジェクトの初期把握

「このプロジェクトの構造を把握して。
 主要ディレクトリの役割と、各レイヤーの設計思想を
 README.md に整理して書いてください」

→ Cline がディレクトリを再帰探索 → 解析 → ドキュメント生成

2. ブラウザ自動操作(Web デバッグ)

「localhost:3000 の /login ページを開いて、
 user@example.com / password でログインを試して。
 失敗したらエラーメッセージをスクショして」

→ Cline がブラウザを開いて操作 → スクショ提示
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