◀ 2.

Db2のデータベース一覧|LIST DB DIRECTORYと登録先の確認

▶

Db2の記事として内容を修復しました。Db2 LUWのLIST DATABASE DIRECTORYは、この実行環境の登録情報を調べるコマンドです。サーバー上の全DBや、接続可能なDBを自動探索するSQLではありません。

Db2の対象環境・使用する入口・取得結果と変更操作を分けて確認する図

本稿はDB2のデータベース一覧を確認する方法を説明します。実行環境のDB別名・登録先を確認したいときに使います。登録と接続中の状態は別です。

1. list db directory コマンドで確認

Db2 CLPが使える環境で以下を実行します。DBへの接続は不要です。

db2 => list db directory

ONなしはシステムDBディレクトリ、ONでパス/ドライブを指定するとその場所のローカルDBディレクトリです。同時に両方を列挙する説明ではありません。代表的な項目は次の通り。

項目意味
Database alias接続時に使うエイリアス名
Database name実体のDB名
Local database directoryファイルパス(ローカルDBの場合)
Node nameノード名(リモートDBの場合)
Database release levelディレクトリ内のDBリリース情報(現在のFix Pack全体の検査ではない)
Directory entry typeIndirect/Remote等の登録種別。これだけで全種類とはしない

2. ローカルだけを見る

db2 => list db directory on パス

ONで指定した場所のローカルDBディレクトリを表示します。任意パス配下を再帰検索するコマンドではありません。

3. ノード(接続先サーバー)一覧

該当するカタログ接続方式では、登録済みノードを確認できます。すべてのドライバー/接続文字列がこの一覧に載るとは限りません。

db2 => list node directory

4. 接続中のDB情報を確認

現在接続中のDBを確認したい場合:

db2 => values current server
db2 => get connection state

関連コマンド

  • list db directory: データベース一覧
  • list node directory: リモート接続先ノードの一覧
  • connect to DB user USER using PASS: 旧構文の記録。USINGへ秘密値を埋めず、接続記事の対話入力と資格情報の扱いを確認
  • connect reset: 接続を切る
  • list tables: 接続中のDBのテーブル一覧

注意点

  • list db directory はクライアント側のディレクトリ情報を表示する。サーバー側に存在するが、自分のクライアントに未登録のDBは見えない
  • catalog tcpip node / catalog db は登録内容を変える別作業。確認だけのために未知のホスト/ポートを登録せず、担当者と既存の接続方式を照合する
  • 本番DBはエイリアスが分かりにくいことが多いので、list db directory でまず接続候補を確認するのが定石

一覧の結果で分かること・分からないこと

DB別名と実体名、登録ノード/場所を照合します。同じDBでも端末や実行ユーザー/インスタンス環境が違えば別名・登録内容が異なり得ます。未登録・到達不能・認証失敗・権限不足を分け、一覧にないことをDBが存在しない証拠にしないでください。

Database release levelはディレクトリ内の情報で、接続先の現在のFix Pack全体を検査する結果ではありません。Directory entry typeもIndirect/Remoteの2種類だけとは限らないため、実際の値は対象版の資料で確認します。

VALUES CURRENT SERVERは接続先を確認するSQLで、LIST DB DIRECTORYとは前提が異なります。GET CONNECTION STATEは接続状態を確認するCLPコマンドです。登録変更や全体設定変更より先に、どの実行環境/接続を調べているかを確認してください。

公式資料:LIST DATABASE DIRECTORY、GET CONNECTION STATE。この一覧はDB内のテーブル一覧とも別で、表は対応する子記事を参照します。

対象と確認範囲

対象はDb2 LUWです。i/zOS、別DB製品や別クライアントの構文へ無条件に転用しません。2026年10月に公式資料と照合し、元のDb2版の操作例/リンクを回復しました。誤って置き換わった他DBの解説は削除せず過去版に保持しています。Db2実機での認証/権限/全OSの動作を検証したものではありません。関連項目はDB2親ページの子ページから選択してください。

子ページ

子ページはありません

同階層のページ
  1. DB接続コマンド
  2. データベース一覧の確認
  3. テーブル一覧の確認
  4. テーブル定義の確認
  5. DBの設定確認
  6. テーブルスペースの容量の確認および拡張
  7. データ型
  8. 複数カラムのUPDATE
  9. カラムの追加/削除/変更
  10. 自動番号付け (autoincrement) する方法
  11. インデックスの作成
  12. シーケンスおよびインクリメント(ID列)の違いと確認方法
  13. create table文の生成
  14. 特定スキーマの全テーブルの全カラム情報を取得する方法
  15. 【DB2】エラー一覧
  16. 【DB2】テーブル定義からCREATE TABLE文を生成する方法

最近更新/作成されたページ