開発用のポート変更:自分のPCで試すなら python manage.py runserver 8080 で、通常は http://127.0.0.1:8080/ にアクセスします。Djangoの開発サーバーであり、公開サービスの本番配備には使いません。
ポートだけ変える場合と、待受先も変える場合
プロジェクトの manage.py があるディレクトリで、そのプロジェクト用のPython/仮想環境から実行します。ポートを省略した既定値は8000です。待受アドレスを省略した既定値は127.0.0.1で、別のPCからはそのまま接続できません。
python manage.py runserver 8080
python manage.py runserver 127.0.0.1:8080
# Trusted LAN testing only; stop afterwards. Never a production server.
python manage.py runserver 0.0.0.0:8080
0.0.0.0 は接続先のURLではなく待受の指定です。別端末のブラウザでは、開発PCの実際のLANアドレスと8080番を使います。別端末の 127.0.0.1 は、その別端末自身を指します。
スマートフォンなどから確認するときの条件
- 信頼できる検証用ネットワークでだけ、待受を一時的に広げます。インターネットからの転送・公開は行いません。
ALLOWED_HOSTSには実際に使う開発PCのホスト名またはIPを個別に設定します。ポート番号やhttp://は含めず、エラーを消すために["*"]へ広げません。- OSのファイアウォール、同じLAN/VPN内の経路、端末間通信の制限を確認します。FWを全面無効化するのではなく、必要な接続元とポートだけを検討します。
- 確認後はCtrl+Cで停止し、一時的な公開範囲の設定も元に戻します。実際の認証情報・個人データを使う検証とは分けます。
起動できない・接続できない場合の切り分け
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| ポートが使用中 | 既存の利用プロセスを確認し、別ポートを選びます。未知のプロセスを強制終了しません。 |
| Permission denied | 80等の特権ポートを避けます。別のアクセス権の問題もあるので、番号だけで原因を断定しません。 |
| 自分のPCでも開けない | 起動ログ、実際の待受先とポート、URL、起動時エラーを確認します。 |
| PCでは開けるがスマホでは開けない | 実IP、待受先、LAN経路、FW、Host検証を順に確認します。 |
| DisallowedHost | リクエストのHostと開発用ALLOWED_HOSTSの不一致を確認します。接続できたことと、Host検証の通過は別です。 |
内容確認:2026年10月26日。Python 3.12 / Django 5.2系でコマンドの解釈とloopback接続を検査しています。スマホ実機・LAN機器・本番公開の動作保証ではありません。出典:Django公式 runserver。本番構成はApache/mod_wsgiでの配備、静的ファイルは静的ファイルの読み込みを参照してください。
| この記事の要点 |
|---|
|
旧例の80番ポートについて
以下は元の記事の記録です。Unix系OSでは80番の待受に追加権限が必要になることがあります。権限エラーを避けるために開発サーバーをroot/sudoで起動せず、通常は8080等を選びます。既存のWebサーバーと同じポートも使用できません。
|
python manage.py runserver 80 |
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