タイトル: SSH
本稿は SSH 接続用のクライアントソフトウェアに関する記事です。Windows や Mac から SSH サーバへ接続するための GUI/ターミナルソフトをまとめます。
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- Tera Term — 日本で広く使われる Windows ターミナルエミュレータ
- PuTTY — 軽量・定番の SSH クライアント
- PortFowarder — ポート転送を GUI で設定できるツール
SSHクライアントの位置づけ
SSH (プロトコル本体の記事) を使うには、PC 上にSSH クライアントソフトが必要です。Linux / Mac は OpenSSH の ssh コマンドが標準で入っており、Windows でも近年 OpenSSH がプリインストールされていますが、業務用途ではGUI/タブ/ログ保存/鍵管理などの機能を備えた専用クライアントが好まれます。
主な SSH クライアントの比較
| ソフト | OS | 特徴 |
|---|---|---|
| Tera Term | Windows | 軽量。マクロ機能。日本で広く普及 |
| PuTTY | Windows / Linux | シンプル。.ppk 鍵形式。PuTTYgen / Pageant 付属 |
| WinSCP | Windows | SCP / SFTP / FTP GUI。PuTTY と統合 |
| MobaXterm | Windows | SSH / SFTP / X11 / RDP の統合ターミナル |
| RLogin | Windows | 多機能・タブ対応・日本語UI |
| Windows Terminal + OpenSSH | Windows 10/11 | 標準コマンド ssh を Windows Terminal で利用 |
| iTerm2 | Mac | 多機能ターミナル。OpenSSH と組み合わせ |
| Termius | Windows / Mac / Linux / iOS / Android | マルチデバイスで設定を同期 |
| OpenSSH (ssh) | Linux / Mac / Windows | 標準コマンド。最も基本 |
| Cygwin / WSL | Windows | Linux 風に OpenSSH を使える |
選定の観点
- 用途規模: 単発接続なら標準
ssh、複数サーバ運用なら Tera Term / PuTTY / MobaXterm - 鍵管理: PuTTY 系は
.ppk専用形式。OpenSSH 系は標準形式 (id_ed25519等) - 転送機能: SCP/SFTP も同梱したいなら WinSCP / MobaXterm
- マクロ・自動化: Tera Term のマクロ機能、Expect スクリプト等
- マルチデバイス同期: Termius、SecureCRT 等
- ライセンス: Tera Term・PuTTY は OSS。MobaXterm Home は無料、業務利用は要ライセンス
共通する基本操作
- クライアントを起動し、ホスト名/IP・ポート (既定 22) を入力
- ユーザ名を入力
- 認証方法を選択 (パスワード / 公開鍵)
- 初回接続時はサーバホスト鍵のフィンガープリント確認
- 接続完了後はリモートシェルで操作
セキュリティ上の注意
- パスワード認証ではなく公開鍵認証を基本とする
- クライアント側の秘密鍵にパスフレーズを設定し、
ssh-agent/ Pageant でキャッシュ - 外部公開サーバへの接続では初回ホスト鍵を別チャネルで照合
- パスワード保存機能はクライアントごとの保存方式が異なる。漏洩リスクを評価する
- 古いバージョンを使い続けない (Tera Term・PuTTY も過去に脆弱性 CVE あり)
関連
- 親カテゴリ: ネットワーク (ソフトウェア)
- SSHプロトコル: SSH
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