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バージョン:2
更新日時:2026-06-10 14:59:26
タイトル: ネットワークインターフェース層(リンク層)(第1層)
TCP/IPのネットワークインターフェース層(リンク層)(第1層)の記事です。TCP/IPモデルの最下層で、物理的なネットワーク媒体(イーサネット、Wi-Fi、PPP等)を通じて隣接する機器とフレーム単位でデータを送受信する層です。
ネットワークインターフェース層とは
| 項目 | 内容 |
| 別名 | リンク層 / Network Access Layer / Network Interface Layer |
| 役割 | 物理的に接続された機器同士でデータを送受信 |
| データ単位 | フレーム(Frame) |
| アドレス | MACアドレス(物理アドレス) |
| OSI参照モデル対応 | 物理層(第1層)+データリンク層(第2層) |
| 代表機器 | NIC(ネットワークアダプタ)、スイッチ、リピータ、ハブ |
本ページの子ページ
| プロトコル | 用途 |
| Ethernet | 有線LANで最も普及している規格。10/100/1000/10000BASE-T 等 |
| PPPoE | Point-to-Point Protocol over Ethernet。フレッツ光等のISP接続で利用 |
| HDLC | High-Level Data Link Control。シリアル回線・WAN用 |
TCP/IPモデル全体での位置づけ
| 層 | 主なプロトコル | データ単位 | アドレス |
| アプリケーション層(第4層) | HTTP、SMTP、DNS | メッセージ | URL等 |
| トランスポート層(第3層) | TCP、UDP | セグメント/データグラム | ポート番号 |
| インターネット層(第2層) | IP、ICMP、ARP | パケット | IPアドレス |
| ネットワークインターフェース層(第1層) | Ethernet、PPP、Wi-Fi | フレーム | MACアドレス |
この層で行われる処理
- 上位層から受け取ったパケットをフレームにカプセル化
- 送信元・宛先のMACアドレスを付与
- 物理媒体(電気信号・電波・光)を通じて送信
- 受信側でフレームを取り出し、エラーチェック(FCS)
- エラーがあれば破棄、正常なら上位層へ渡す
関連用語
| 用語 | 意味 |
| MACアドレス | NICに割り当てられる48bitの物理アドレス(例: 00:1A:2B:3C:4D:5E) |
| フレーム | この層で扱うデータの単位。ヘッダ+データ+FCS |
| FCS | Frame Check Sequence。誤り検出のCRC |
| ARP | IPアドレスからMACアドレスを取得(IP層との橋渡し) |
| VLAN | 物理LANを論理分割。Ethernetフレームのタグで実現(802.1Q) |
| MTU | 1フレームの最大データサイズ(Ethernetで通常1500バイト) |
調査・確認コマンド
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# NIC とMACアドレス確認
$ ip link show
$ ifconfig # 古いLinux/Mac
# ARPテーブル
$ ip neigh
$ arp -a
# パケットキャプチャ
$ sudo tcpdump -i eth0
$ sudo tshark -i eth0
|
注意点
- MACアドレスは同じLAN内でのみ意味を持つ。ルーターを越えると別のMACアドレスになる
- 無線LAN(Wi-Fi)も同層に属する。IEEE 802.11シリーズ
- VLANタグ付きフレームは4バイト分大きい(1518→1522バイト)
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