この内容は古いバージョンです。最新バージョンを表示するには、戻るボタンを押してください。
バージョン:4
更新日時:2026-06-10 14:59:26
タイトル: エクストラネット
エクストラネット(Extranet)とは?
複数のイントラネット同士を繋いだネットワークのこと。
組織間での情報のやり取りをする際等に使用される。インターネットほど開かれてはおらず、しかし社内専用のイントラネットほど閉じてもいない「中間の公開範囲」を持つネットワーク形態です。
エクストラネットの特徴
- 限定された外部関係者とイントラネットを共有
- 多くの場合認証・認可が必須
- VPNや専用線、SSO(シングルサインオン)で接続
- 取引先・関連会社・パートナー企業・サプライヤー等が想定利用者
- 機密度の高い情報を限定共有するのに使える
典型的なユースケース
| 業界・場面 | 用途 |
| 製造業 | サプライヤーとの部品発注ポータル、図面共有 |
| 小売・卸 | 店舗・代理店向け仕入れシステム |
| 金融 | 顧客企業向け情報提供ポータル |
| 医療・研究 | 共同研究機関とのデータ共有 |
| ソフトウェア開発 | 外注先との設計・課題管理(共同Jira等) |
| EDI | 企業間の電子データ交換 |
3つのネットワーク形態の比較
| 形態 | 利用者 | 公開度 | 例 |
| インターネット | 全世界 | 完全公開 | 公開Webサイト、SNS |
| エクストラネット | 取引先・関連組織 | 限定公開 | サプライヤーポータル、共同研究システム |
| イントラネット | 組織内のみ | 非公開 | 社内ポータル、社内Wiki |
エクストラネットの実現方法
| 方式 | 説明 |
| VPN接続 | 取引先からVPNでイントラネットへ接続 |
| 専用線 | 専有回線で拠点間を結ぶ。高セキュリティ・高コスト |
| 公開ポータル+認証 | インターネット上のサイトに限定アクセス(要ログイン) |
| SSO(OIDC/SAML) | パートナー組織のIDを連携してログイン |
| ゼロトラスト | 境界ではなく認証ベースでアクセス制御 |
セキュリティ上の注意
- 権限の最小化 — 取引先には必要なシステムだけを公開
- 監査ログ — 誰が・いつ・何にアクセスしたか記録
- 多要素認証 — パスワードのみは避ける
- IP制限 — 接続元IPを取引先指定範囲に限定する場合あり
- 退場処理 — 取引終了時のアカウント無効化フローを確立
関連