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更新日時:2025-02-19 02:12:48

タイトル: UE5でBlenderファイルをインポートする方法
SEOタイトル: UE5でBlenderファイル(.blend)をインポートする方法

Unreal Engine 5(UE5)でBlenderファイル(.blend)をインポートする方法を詳しく解説します。正しい設定最適なワークフローを理解することで、スムーズにBlenderのモデルをUE5で活用できます。

1. Blenderでの準備

まず、Blenderでモデルを作成し、適切な設定を行います。

スケールの設定:Blenderのデフォルト単位はメートルですが、UE5では1ユニット=1cmです。そのため、適切なスケールに設定する必要があります。

手順:

1. Blenderの「Scene」タブを開く

2. 「Unit System」をMetricに設定

3. 「Unit Scale」を0.01に変更(1m=100cmに対応させる)

オブジェクトの適用

1. モデルを選択

2. Ctrl + A を押し、「All Transforms」を適用

3. メッシュの原点を適切に設定(「右クリック」→「Set Origin」→「Geometry to Origin」)

2. FBX形式でエクスポート

UE5はFBX形式に対応しているため、BlenderでFBX形式でエクスポートします。

手順:

1. 「File」→「Export」→「FBX (.fbx)」を選択

2. 「Selected Objects」にチェックを入れる(不要なオブジェクトを含めないため)

3. 「Scale」を1.0に設定

4. 「Apply Transform」にチェックを入れる

5. 「Forward」を-Y Forward、「Up」をZ Upに設定

6. 「Mesh」→「Apply Modifiers」にチェック

7. 「Export FBX」をクリック

3. UE5でのインポート

次に、エクスポートしたFBXファイルをUE5にインポートします。

手順:

1. UE5を開き、「Content Drawer」で適切なフォルダを選択

2. 「右クリック」→「Import to [フォルダ名]」を選択

3. BlenderでエクスポートしたFBXファイルを選択

4. 「Import Options」ウィンドウで以下の設定を確認:

 - 「Transform」→「Import Uniform Scale」を1.0に設定

 - 「Import Mesh」にチェック

 - 「Import Materials」にチェック(マテリアルを適用したい場合)

5. 「Import」をクリック

4. マテリアルとテクスチャの適用

モデルを正しく表示するためには、マテリアルとテクスチャを適用します。

手順:

1. 「Content Browser」でインポートしたメッシュを選択

2. 「Details」パネルで「Materials」セクションを開く

3. マテリアルをドラッグ&ドロップで適用

4. 必要に応じてテクスチャを設定

5. 衝突判定の設定

UE5では、インポートしたメッシュに衝突判定(Collision)を設定することで、プレイヤーやオブジェクトとの当たり判定を有効にできます。

手順:

1. インポートしたメッシュを開く

2. 「Collision」メニューを開き、「Add Box Simplified Collision」などを選択

3. 必要に応じてカスタマイズ

4. 「Save」して閉じる

6. まとめ

UE5でBlenderファイルをインポートする手順をまとめると、以下のようになります。

1. Blenderでスケール設定トランスフォーム適用を行う

2. FBX形式で適切な設定でエクスポート

3. UE5でインポートし、適切なオプションを設定

4. マテリアルテクスチャを適用

5. 必要に応じて衝突判定を設定

これらの手順を正しく行うことで、Blenderの3DモデルをスムーズにUE5に取り込むことができます。