タイトル: version less than X.X is not supported.
エラー内容
version less than X.X is not supported. |
発生条件と原因
antのビルド時に発生するeclipseのメッセージ。
原因はantのビルドで指定したJREバージョンがeclipse付属のantプラグインでサポートしているJREバージョンより下であるから。
対処法
二通りの解決策があり、前者は容易だが後者でないといけないケースがある。
1.ビルドする際のJREのバージョンを上げられる場合(つまりサーバー側のJavaバージョンも変えられる)は、「実行」→「外部ツール」→「外部ツール構成」を開き、「JRE」タブでバージョン変更。
2.ビルドする際のJREバージョンを下げられない場合はeclipseのバージョンを下げるか、付属antプラグインのバージョンを下げる必要がある。
プラグインのバージョンを下げる手順は以下の通り。
まず、以下のサイトで古いバージョンのantをダウンロードする
https://ant.apache.org/bindownload.cgi
※例えば、eclipse Oxygenの場合、付属antのバージョンが1.10なので、JREは1.8しか許容しない。
JRE1.5~1.7でビルドしたい場合は上記のサイトからant1.9をダウンロードする。
次に解凍したファイルをeclipseの以下のフォルダへ格納する
「\eclipse\plugins」
antビルド時に使用するantのバージョンを変更する。
「実行」→「外部ツール」→「外部ツール構成」を開き、「クラスパス」タブで「Antホーム」ボタンを押す。
先ほどダウンロードした旧antプラグインのルートディレクトリを指定すればOK。
更に「JRE」タブでJavaのバージョンを動作せたいバージョンに指定する。
「ウィンドウ」→「設定」→「java」→「コンパイラー」のコンパイラー準拠レベルも動作せたいバージョンに指定することを忘れずに。