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ページ更新者:guest
更新日時:2018-04-23 15:43:39

タイトル: Linuxサーバーへの導入とWindowsクライアントのセットアップ

Linuxサーバー、Windowsクライアントにgitを導入する手順を記載する。

 

前提条件

サーバーOS:CentOS

クライアントOS:Windows

 

サーバーにgitのセットアップ

■gitのインストール

 ※レンタルサーバー等の場合は既に導入されている場合もあるので「git --version」で存在するかチェックしましょう。

RedHat系

$ sudo yum -y install git

 

Debian系

$ sudo apt-get install git

 

■ユーザーとemailの登録

git config --global user.name "guser"

git config --global user.name "~@~.com"

 

■リポジトリの作成

mkdir gitpro.git

cd gitpro.git

git init --shared

※git init に --bareを付けるとファイルを実体として保存せずに管理する。

--bareを付けない場合は更に以下のコマンドを実行する。

git config --bool core.bare true

 

クライアントにgitのセットアップ(Windows)

こちらからWindows向けのgitをダウンロードする。

インストールする際の設定は特にいじらなくてOK。

デスクトップ上で右クリックすると、「Git Bush」を開けるようになるので開く。

 

■ユーザーとemailの登録

git config --global user.name "guser"

git config --global user.name "~@~.com"

■適当なプロジェクトを作成

mkdir gitpro

cd gitpro

touch test.txt

 

■ローカルリポジトリの作成

git init

ls -a」コマンドで「.git」が確認できればOK

 

■gitのインデックスに登録

git add .

 

■コミット

git commit -m "commit comment"

 

■sshconfigの設定

リモートのリポジトリに作成したプロジェクトをプッシュするので、sshの設定が必要となる。

クライアント側にダウンロードした「\Git\etc\ssh\ssh_config」を開く。

Host GitServer(適当な名前)
  HostName  サーバーのホスト名
  Port      22(デフォルトは22だがサーバー側に指定がある場合はそれを指定)
  User      ユーザー名
  IdentityFile  秘密鍵のパス

SSHが分からない場合はこちらを参照。

 

■リモートリポジトリへの接続設定

git remote add origin ssh://GitServer/home/gitpro.git

上記のコマンドを実行することで、クライアントの「\gitpro\.git\config」に接続情報を記載する。

.git」は隠しファイルなので注意。

 

■リモートリポジトリへのプッシュ

git push origin master

これでpushできれば一通り完了。