タイトル: Linuxサーバーへの導入とWindowsクライアントのセットアップ
Linuxサーバー、Windowsクライアントにgitを導入する手順を記載する。
前提条件
サーバーOS:CentOS
クライアントOS:Windows
サーバーにgitのセットアップ
■gitのインストール
※レンタルサーバー等の場合は既に導入されている場合もあるので「git --version」で存在するかチェックしましょう。
RedHat系
$ sudo yum -y install git |
Debian系
$ sudo apt-get install git |
■ユーザーとemailの登録
git config --global user.name "guser" git config --global user.name "~@~.com" |
■リポジトリの作成
mkdir gitpro.git cd gitpro.git git --bare init --shared |
クライアントにgitのセットアップ(Windows)
こちらからWindows向けのgitをダウンロードする。
インストールする際の設定は特にいじらなくてOK。
デスクトップ上で右クリックすると、「Git Bush」を開けるようになるので開く。
■ユーザーとemailの登録
git config --global user.name "guser" git config --global user.name "~@~.com" |
■適当なプロジェクトを作成
mkdir gitpro cd gitpro touch test.txt |
■ローカルリポジトリの作成
git init |
「ls -a」コマンドで「.git」が確認できればOK
■gitのインデックスに登録
git add . |
■コミット
git commit -m "commit comment" |
■sshconfigの設定
リモートのリポジトリに作成したプロジェクトをプッシュするので、sshの設定が必要となる。
クライアント側にダウンロードした「\Git\etc\ssh\ssh_config」を開く。
Host GitServer(適当な名前) HostName サーバーのホスト名 Port 22(デフォルトは22だがサーバー側に指定がある場合はそれを指定) User ユーザー名 IdentityFile 秘密鍵のパス |
SSHが分からない場合はこちらを参照。
■リモートリポジトリへの接続設定
git remote add origin ssh://GitServer/home/gitpro.git |
上記のコマンドを実行することで、クライアントの「\gitpro\.git\config」に接続情報を記載する。
「.git」は隠しファイルなので注意。
■リモートリポジトリへのプッシュ
git push origin master |
これでpushできれば一通り完了。