タイトル: $_COOKIE
クライアントに情報を保持する機能をクッキーと呼ぶ。
PHPでは$_COOKIE変数を使用してクッキーの制御を行う。
変数の参照方法は以下の通り。
$_COOKIE[キー名]
変数の設定方法は以下の通り。
setcookie(キー名, 値, 保存時間)
実際の使い方は以下の例を参照。
【index.php】
<html>
<body>
<form method="GET" action="testCookie.php">
<!-- テキストボックス -->
<input type="text" name="save"/>
<!-- 保存ボタン -->
<input type="submit" value="保存する"/>
</form>
<?php
//クッキーに保存した情報を表示する
if(@is_null($_COOKIE['save'])) { //クッキーに情報が無い場合
print "クッキーには何も保存されていません";
} else { //クッキーに情報がある場合
print "クッキーには";
print $_COOKIE['save'];
print "が保存されています。";
}
?>
</body>
</html>
試しに何かクッキーに保存してみる。
テキストボックスに文字列を入れて「保存する」ボタンを押す。
【testCookie.php】
<?php
//クッキーに保存
setcookie('save', $_GET['save'], time() + 100);
print "クッキーを保存しました。";
?>
もう一度、index.phpを開くと・・・。
クッキーに保存されていることが確認できる。
※クッキーはクライアント側で情報を保持するのでデータ改竄が容易である。
従って扱うデータによってはセキュリティ的な観点であまり使用すべきではない。