タイトル: インターフェースの概念と必要性
Javaのインターフェースの記事です。
■インターフェースとは?
インターフェースとは定数や処理の無いメソッド(抽象メソッド)のみを定義した集まりです。
クラスとは違い、宣言時に interface キーワードを使用します。
インターフェースを実装(implements)することで、実装したクラスはインターフェースで定義した定数を使用できます。
また、実装クラスにはインターフェースで定義した抽象クラスの処理を実装する義務が生じます。
クラスの継承とは違い、インターフェースは複数実装することが可能です。
インターフェースに定義できるのは、定数と抽象メソッドのみなので、
コンパイル時に暗黙的に修飾子が付与されます。
・定数 → public static final 修飾子
・抽象メソッド → public abstract 修飾子
インターフェースはインターフェースを継承(extendsキーワードを使用)することが出来ます。
実装クラスはインターフェースが継承したインターフェースの抽象メソッドも実装する義務が生じます。
■インターフェースの必要性
インターフェースで定義した抽象メソッドを実装する義務が生じるので、
主にポリモーフィズムを実現する為の手段として用いられます。