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バージョン:2
ページ更新者:atom
更新日時:2026-05-13 03:57:18

タイトル: mount: special device ... does not exist

この記事の要点
  • Linux の mountspecial device ... does not exist エラー
  • 原因: 指定したデバイスファイル/dev/sdX 等)が存在しない
  • 切り分け: lsblk / fdisk -l でデバイス認識を確認
  • 対処: 正しいデバイス名を指定 / パーティション作成 / LVM の論理ボリューム有効化 / 暗号化ボリュームの復号
  • fstab 経由ならUUID 指定に変えるとデバイス順序変化に強くなる

 

エラー内容

mount: special device device name does not exist

Linux/Unixで mount コマンドを実行したときに表示されるエラーです。指定したデバイスファイル(/dev/sdX 等)が存在しないことを意味します。

発生条件 / 原因

  • デバイス名の打ち間違い: /dev/sdb1 と書くべきところを /dev/sda1/dev/sd1 と入力
  • ディスクが認識されていない: USBディスクやSDカードが差さっていない、SATA/電源ケーブル未接続
  • パーティションが切られていない: /dev/sdb はあるが /dev/sdb1 は存在しない
  • LVMが有効化されていない: 論理ボリュームは /dev/mapper/.../dev/vg/lv で参照する
  • 暗号化ボリューム未オープン: LUKS等で復号前のため /dev/mapper/... がまだ出ていない
  • fstabの typo: 起動時に /etc/fstab 内のデバイス名が誤っている

対処法

1. デバイスの存在を確認

$ ls -l /dev/sd*
$ lsblk

lsblk は接続中のブロックデバイスをツリー表示でき、最も確実です。

2. ディスクが認識されているか

$ sudo fdisk -l
$ dmesg | tail

dmesg でディスク接続時のログ(SCSI/USBメッセージ等)を確認できます。

3. パーティションを切る(未パーティションの場合)

$ sudo fdisk /dev/sdb

4. LVMの場合は論理ボリュームを有効化

$ sudo vgscan
$ sudo vgchange -ay

5. デバイス名を正しく指定してマウント

$ sudo mount /dev/sdb1 /mnt/disk

fstab で起動時に発生した場合

起動時に /etc/fstab 経由で出ている場合は、該当行をコメントアウトしてリブートし、原因のデバイス名を見直します。デバイス名でなくUUID指定にしておくと、ディスクの認識順が変わっても落ちません。

$ sudo blkid
# UUID="abcdef-..." /mnt/disk ext4 defaults 0 2

関連

  • lsblk: 接続中ブロックデバイスをツリー表示
  • fdisk -l: 全ディスク・パーティションを一覧
  • blkid: パーティションのUUID・ファイルシステム種別を確認
  • dmesg: カーネルメッセージ(ハード認識ログ)を確認