タイトル: PortFowarder
SSHのポートフォワード機能を有するソフトウェア。Windows環境からSSH経由でリモート先のサービスをローカルポートにマッピングする際に利用します。
※ポートフォワードとは、特定のポート番号宛てに届いたデータを、他のホストに転送する機能。
こちらからダウンロード。
ポートフォワードの典型ユースケース
- 社外から社内DBに接続 — ローカル
localhost:13306へのアクセスをSSH経由で社内MySQLへ転送 - 踏み台サーバー経由のリモート接続 — 公開SSHサーバー越しに内部サーバーへ
- ローカル開発環境とリモートサービスの連携
- FW越しに特定ポートだけ通したい
ポートフォワードの3種類
| 種類 | 方向 | 用途 |
|---|---|---|
| ローカルフォワード(-L) | ローカル → SSHサーバ経由 → リモートサービス | ローカルから社内DB/Webにアクセス |
| リモートフォワード(-R) | リモート → SSHサーバ経由 → ローカル | 外部から自分の開発機にアクセス |
| ダイナミックフォワード(-D) | SOCKSプロキシ | ブラウザ等のSOCKS対応アプリ全般 |
SSH コマンドでのポートフォワード例
|
# ローカル13306番 → リモートmysql:3306 |
WindowsのPortForwarder利用イメージ
- PortForwarderをダウンロードして起動
- 「ホスト」「ポート」「ユーザー」を入力
- 転送ルールを追加(ローカルポート → 対象先ホスト:ポート)
- 接続ボタンで SSH 認証+ポート転送を開始
- ローカルの転送ポート宛てにアプリから接続
代替ソフトウェア
| ソフト | 環境 |
|---|---|
ssh コマンド | Linux/Mac/Windows10以降の標準 |
| PuTTY / Plink | Windows定番のSSHクライアント。GUIで設定可 |
| Tera Term | 日本語環境で人気のWindows SSHクライアント |
| MobaXterm | 多機能Windowsターミナル |
| WinSCP | SCP/SFTP中心。ポート転送機能あり |
注意点
- サーバー側
sshd_configでAllowTcpForwarding yesが必要 - リモートフォワードを外部に公開する場合は
GatewayPorts yesが必要だが、セキュリティリスク - 長時間維持する場合は
autosshで自動再接続 - 本番運用ではWireGuardやVPNでの恒久接続を検討