この内容は古いバージョンです。最新バージョンを表示するには、戻るボタンを押してください。
バージョン:5
ページ更新者:guest
更新日時:2026-06-11 07:07:02

タイトル: address要素
SEOタイトル: HTML address要素 完全ガイド(問い合わせ先のセマンティック / article との関係 / 住所表記との違い)

この記事の要点
  • address 要素最も近い article / body に対する問い合わせ先を表すセマンティック要素
  • 一般的な「住所」を表す要素ではない — 単なる住所には p など他の要素を使う
  • 内容: メール / 電話 / 物理住所 / SNS / 担当者名など、連絡を取るための情報
  • デフォルトのスタイル: 斜体 (italic) で表示される (UA スタイル)
  • article 内では記事の著者の連絡先body 直下ではサイト全体の連絡先を意味する

address 要素とは

address 要素は、最も近い article 祖先要素または body 要素に対する問い合わせ先 (contact information)を表すセマンティック HTML 要素です。

名前から「住所を書く要素」だと誤解されがちですが、住所そのものではなく「連絡先」のためのもの。たとえば本の登場人物の住所には使いません。

基本構文

お問い合わせ: info@example.com TEL: 03-1234-5678

article 内 vs body 直下

配置意味
articleその記事の著者への連絡先
body 直下 (footer 等)そのページ / サイト全体の運営者連絡先


address に含めてよいもの / よくないもの

OKNG (使わない)
メールアドレス記事公開日
電話番号著作権表記 (©)
物理住所 (連絡先としての)本文中に出てくる第三者の住所
SNS リンク関係のない情報
担当者名 / URL長い文章

NG: 本文中の住所


東京タワーの所在地は、

東京都港区芝公園 4-2-8
です。

東京タワーの所在地は、 東京都港区芝公園 4-2-8 です。

NG: copyright 表記


© 2026 Example Inc. All rights reserved.

定番パターン — サイトフッター

定番パターン — ブログ記事の著者情報

UA デフォルトスタイル

ブラウザの UA スタイルシートで address斜体 (italic) で表示されます。デザイン上不要なら CSS で打ち消し。

address {
    font-style: normal;    /* 斜体を解除 */
    line-height: 1.7;
}

microdata / Schema.org との組み合わせ

連絡先を構造化データとして検索エンジンに伝えるには Schema.org の OrganizationPerson と組み合わせます。

株式会社サンプル
千代田 1-1 千代田区 東京都 100-0001
Email: info@example.com

FAQ

Q: 住所だけ書く場合 address を使ってもいい?
A: 連絡先としての住所なら OK。本文中の単なる地名 / 場所には使わない。

Q: address 内に address をネストできる?
A: 仕様上禁止。1 つの address 内に複数の連絡先を並べる。

Q: 斜体を解除する場合は?
A: address { font-style: normal; } で上書き。多くのデザインで実施される。

Q: 個人情報を直接書いても大丈夫?
A: 公開ページに書く以上、漏洩を承知の上で。スパム対策に data-email 属性 + JS で組み立てる、フォームに誘導するなどの対策をすると安全。

セマンティック要素としての位置づけ

HTML5 が導入したセマンティック要素群 (header, nav, main, article, section, aside, footer) のなかで address は古参 (HTML4 から存在) ですが、用途は明確化されました。「文書の作成者・運営者への連絡経路」という機械可読な情報として位置づけられます。

用途使うべき要素
運営会社の問い合わせ先address (footer 内)
記事著者の連絡先address (article 内)
商品の販売店住所address + Schema.org PostalAddress
本文中で言及する第三者の住所p + 構造化マークアップ
地図のキャプションfigcaption

関連

  • href属性 — リンク先 URL の指定 (address 内のリンクで使う)
  • article — 独立したコンテンツ単位
  • footer — セクション / ページのフッター
  • contact ページ — 詳細な問い合わせフォーム